Webデザインは独学でも学ぶことが出来ますが、スクールに通った方が就職・転職サポートがあるので、自分が学んだことを仕事に繋げやすいと言えるでしょう。
そこで、ギークジョブやTECH::CAMPなど、Webデザイナーを目指す人向けにおすすめのスクールの特徴や評判・口コミをまとめました。
このページの目的と読者の方
このページは、これから ウェブサイトを作りたい、Webデザインを学びたい、自分でウェブサービスを作りたい、デザイナーとしてスキルを高めたいという方に向けて、元ウェブデザイナーでエンジニアの筆者が信頼できる情報をご紹介しています。
筆者について
- 私立の4年生大学出身
- 大学在学中に専門学校でWebデザインを勉強
- ウェブ制作会社・システム開発会社に1年半勤務
- 1年半でエンジニアに転向
- 4年間エンジニアとして上場企業で働いて、起業しました( プログラミング学習についてはこちらで解説)
このようなキャリアを歩んで来ました。なので、
- 「どのようにウェブデザイナーになればいいのか」
- 「ウェブデザイナーとしてのキャリアはどのように作ればいいのか?」
などについても詳しくご紹介していきます。
ここからは
Webデザインを学んでいる人や、学んだらどのようになって行くのかについてご紹介します。
- 忙しくて読み進められないという方には、Webデザインを勉強できる「ギークジョブ」が おすすめ!
Webデザインをおすすめする人、やっている人
まず、Webデザインはどんな人に向いている職業なのでしょうか。
実際に Webデザイナーとして働いている人がどんな目的でWebデザイナーを目指したのかを知り、その目的が自分に当てはまるかを考えてみましょう。
おすすめする方1:起業、フリーランスになりたい人
IT業界でもWebデザイナーは時間・場所に融通が利くため、フリーランスを目指しやすい職業です。そのため、最初からフリーランスを目指してWebデザイナーの勉強を始める人もたくさんいます。
また、フリーランスとして働くことが出来ればWebデザイナーとして起業することも夢ではありません。このように企業に所属していなくても色々な働き方が出来る点がWebデザイナーの魅力と言えるでしょう。
おすすめする方2:場所を選ばず働きたい人
Webデザイナーの仕事は仕事道具であるパソコンとインターネット環境さえあればどこでも出来ます。
現在、リモートワークなど色々な働き方が注目されていますが、Webデザイナーは早い段階からリモートワークやフレックスタイム制など新しい働き方を取り入れてきた職業です。
そのため、「仕事は会社でするもの」という考え方が嫌で、自分の行きつけのカフェや自宅でゆっくり仕事がしたいという人もWebデザイナーとして働く人の中には多く、場所を選ばず働きたい方に向いている職業と言えるでしょう。
おすすめする方3:年収を上げていきたい人
Webデザイナーの平均年収は300-500万円程度です。しかし、この程度の年収のWebデザイナーはHTML・CSSが出来る程度の人の年収であり、JavaScriptやIllustrator・Photoshopのスキルを身に着けているWebデザイナーの平均年収は400~500万円程度となっています。
プロフェッショナルとなっていけば、年収1000万円のプレイヤーも多いです。これは様々なやり方がありますので、あとで詳しく解説します!
ウェブデザイナーからウェブディレクターへの転向も可能
それに加え、 Webデザイナーは経験を積めばWebディレクターやWebプロデューサーを目指すことも可能です。WebディレクターやWebプロデューサーはWebデザイナー未経験の人も多いですが、実際にWebデザイナーの仕事を経験していないために無理な指示をする人も多く、
Webデザイナーを経験しているWebディレクターやWebプロデューサーはかなり重宝されます。
腕の良いWebプロデューサーであれば年収1,000万円も夢ではなく、年収を上げていきたい人にWebデザイナーはおすすめの職業と言えるでしょう。
おすすめする方4:アプリやサイトを作りたい人
アプリやサイトを作ってお金を稼ぎたい、自分で自分の使いたいものを作りたい、という方も増えています。アプリやWebサイトを作るうえで、使いやすさや見た目はとても大切です。やはりアプリやサイトには動きがあるなど、視覚的なこだわりが見られた方が利用する方も楽しいですよね。
そのため、 人から必要とされるアプリやサイトを作ってみたいならWebデザインは必ず学ぶべきと言えるでしょう。見た目にこだわったアプリやサイトを作ることが出来れば、それを仕事に繋げることも出来ます。
Webデザインを学ぶメリット
Webデザインを学ぶことで受けられるメリットは色々あります。そのため、 Webデザインを仕事にせず、趣味程度に留めておく場合でも学んでおいて損をすることは無いですよ!
それに、
既にIT業界でWebデザイナー以外の仕事をしている場合でも、マークアップなどのスキルをあげることによって
評価が上がります。Webデザインを学ぶメリットは大きいです
。
メリット1:将来安定した給料を手にできる
Webデザイナーとして働いている人はたくさんいますが、レベルには幅があり、JavaScriptやIllustrator・Photoshopなどを使いこなせるスキルを持ったWebデザイナーの数は少なく、しっかりとスキルを身に着ければ安定した給料を手にすることが出来ます。
サイトやアプリがなくなることはないですから、将来安定した給料を手にすることができます。また今は売り手市場となっていて人も慢性的に足りていないということですので、非常に価値が高い人材として重宝されます。
それに、 仕事への取り組み方次第ではWebデザイナー・Webディレクターなどにキャリアアップも出来るので、高収入を目指すことも可能です。
- JavaScriptやIllustrator・Photoshopを勉強するなら、「ギークジョブ」がおすすめです!
メリット2:フリーランスや起業などキャリアの幅が広がる
Webデザイナーとして働く場合、企業に所属してキャリアをスタートするのが一般的ですが、 社員として経験を積めばフリーランスや起業など色々な働き方をすることが出来ます。フリーランスの人になると一気に給料をあげることもできます。
社員となると安定はしますが、給料はどうしても評価制度などが発生して低くなる傾向にあるので、キャリアの幅も広がりますよ。そのため、Webデザイナーは自分の人生プランを優先した働き方がしやすい職業です。
メリット3:作ることで色々な人に使ってもらえるサービスやサイトが作れる
プログラミングを身に着けるためにWebサービスやサイトを作る人は多いです。しかし、 プログラミングではサービスやサイトの見た目の部分を学ぶことが出来ないので、オシャレで使いやすいものを作りたいのであれば、Webデザインを学ぶ必要があります。
特にWeb系企業を目指しているのであれば、Webデザインのスキルを持っているエンジニアとそうでないエンジニアの需要には大きな差があり、 人から必要とされるサービスを作るスキルが身に着くだけでなく転職の際も有利になりますよ。
メリット4:美しいものに興味が沸き、美意識が高くなる
Webデザインに限らず、デザインを学ぶにあたって、美しいものや使いやすいものに対して興味を持つことは大切です。そのため、Webデザインを学べば、日常生活の中に隠れている美しいものに対するアンテナを張るようになるので、美意識も高くなりますよ。
それに Webデザイナーとして働いている人やWebデザインを教えている人も実際に美意識が高く、オシャレな人が多いです。
Webデザインでおすすめのスクール
Webデザインを教えてくれるスクールはたくさんありますが、色々あるスクールの中からどれを選べばよいのでしょうか。
そこで、 Webデザインを教えているスクールの中でもおすすめのスクールの特徴などを見てみましょう。
ギークジョブの特徴・料金・会員数
「ギギークジョブ」は、グルーブギア株式会社が運営しているプログラミングスクールであり、転職支援も行っています。
転職保証があるキャリアにもコミットしてくれる
29歳以下のIT業界未経験者を無料でエンジニアに育成するカリキュラムを用意しているため、利用者数は公開されていませんが、プログラミングスクールの中でも若年層に人気が高いです。
ただ、「ギークジョブ」でWebデザインを学びたい場合、無料の転職支援コースではWebデザインを取り扱っていないため、社会人であれば129,600円、大学生であれば64,800円かかるWebアプリ学習コースを利用する必要があります。
このコースではJavaScriptをはじめとするWebデザインの仕事をするために必要な知識に加えてJavaやPHPなどのバックエンド言語やGithubをはじめとするバージョン管理システムに関しても学ぶことが出来ます。それに、転職が決まれば全額キャッシュバックというサービスも付いており、実質無料で利用できると言えるでしょう。
DMM WebCamp PROの特徴・料金・会員数
「DMM WebCamp PRO」は、DMMの子会社であるインフラトップが運営をするプログラミングスクールWebCampのエンジニアを目指す人向けのコースです。3か月でエンジニアとして働くための知識を身に着け、アドバイスを受けながらエンジニアへの転職を目指します。
転職保証が唯一ついたプログラミングスクール
WebCampは3,000名の卒業生を輩出しており、転職成功率も98%以上ととても高く、万が一転職に失敗した場合には受講料498,000円を全額返金するサービスも行っています。 金額は高いですが、転職をしたいならかなりおすすめです!
「DMM WebCamp PRO」では実際にWeb系企業で働く形式に近いようなチーム開発を意識したカリキュラムを組んでおり、JavaScriptなどのWebデザインに関する知識だけでなく、Ruby on Railsをはじめとするプログラミングに関する知識も身に着きます。
DMM WebCampの特徴・料金・会員数
「DMM WebCamp」は「DMM WebCamp PRO」とは違い転職支援サービスが付いていないため、料金も128,000円~298,000円とお手頃な価格となっています。
Webデザインに特化したコースが用意されており、HTML・CSS・JavaScriptなどのWebデザインに必要な言語に加え、Photoshopを使った画像加工を学ぶことが出来ます。3,000人の卒業生を輩出しているうえに大手が運営しているスクールなので、信頼度もかなり高いと言えるでしょう。
ただ、一切IT業界で働いた経験が無い人の場合、転職支援サービスが付いたWebCamp PROを利用する人が多いです。
CodeCampの特徴・料金・会員数
オンラインに特化したプログラミングスクールなら
CodeCampはオンラインレッスンに特化したプログラミングスクールです。20,000人以上の受講者数を誇っており、IT企業の新入社員向けプログラミング研修にも採用されているので、オンラインプログラミングスクールでは大手と言えるでしょう。
「デザインマスターコース」という名目でWebデザインに特化したコースを運営していて、こちらのコースは148,000円~298,000円で利用することが出来ます。
地方でプログラミング・デザインを勉強したいならCodeCampがおすすめ!
一切Webデザインをしたことが無い人でも一流のWebデザイナーを目指せるようにカリキュラムが組まれており、基本的なHTML・CSSだけではなく、Bootstrapなどのフレームワークも学ぶことが可能です。
Tech Academy(テックアカデミー)の特徴・料金・会員数
「Tech Academy(テックアカデミー)」は、オンライン完結に特化しており、累計8,000人以上の人がTech Academyを使ってプログラミングなどを学んでいます。
Webデザインに関するコースも充実しており、基本的なWebデザインを学ぶWebデザインコースに加えてUI/UXデザインが学べる「UI/UXコース」、動画編集に特化した「動画編集コース」も用意されているので、自分がやりたい仕事に関する専門的な学習が可能です。
1ヶ月~4か月までのプランが用意されており、129,000円~279,000円でWebデザインを学ぶことが出来ます。
- 5社の金額で比較して、一番安いところで選ぶなら「ギークジョブ」が おすすめです!
Webデザインでおすすめのスクールの評判・口コミ
それでは、 おすすめしたWebデザインを学ぶことが出来るスクールを実際に利用した人の口コミはどのようなものとなっているのでしょうか。実際に利用した人の口コミを参考にして、自分に合っているスクールの候補を見つけましょう。
ギークジョブの評判・口コミ
「ギークジョブ」でWebデザインを学んだ人の口コミに関しては「無料のスクールにしてはかなり手厚い」という口コミが多いです。どちらかと言うとWebデザインよりもプログラミングに特化しているスクールなので、Webデザイナーを目指すよりはWeb系エンジニアを目指す人の方が多く、Webデザイナーを目指す場合は他のスクールを選んだ方が良いかもしれません。
ただ、Webデザインをスクールで学ぶとなると、100,000円以上の費用がかかってしまうことが多いです。それに対してギークジョブは転職が決まれば受講料を全額キャッシュバックしてくれるので、なるべくお金をかけないでWebデザインを学びたい人から人気と言えるでしょう。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の評判・口コミ
「TECH::CAMP(テックキャンプ)」は、 教室もしくは家で動画を見てプログラミングやWebデザインを学び、わからないことがあったら教室にいるメンターに聞くというシステムを採用しているので、わからないことを直接聞くことが出来る点が便利という声が多いです。
Macのレンタルもできて、開発やデザインがやりやすい
それに、Webデザインを学ぶ場合、MacのPCを使った方が仕事を進めやすく、Web業界ではMacを使っている人が多いですが、持っていない場合にMacPCのレンタルをしてくれる点も未経験者にはありがたいでしょう。
DMM WebCamp PROの評判・口コミ
「DMM WebCamp PRO」は、他のスクールと比べると受講料が500,000万円程度とかなり高いので手が届きにくいといいう声が多いです。
受講料が高いので本気でウェブデザイナーになろうとする人が多い
しかし、受講料が高い分本気でエンジニアやWebデザイナーを目指している人が多く、やる気がない人がほとんどいないので、周りの人たちと刺激を与えあいながら学ぶことが出来るという評判も多く見受けられました。
それに、 受講している人数も少なく、少人数制でしっかり講師の目が一人一人に届いている点も魅力的です。
DMM WebCampの評判・口コミ
DMM WebCampは、東京・大阪・福岡の3か所で受講することが出来、1か月間でWebデザインを身に着けるカリキュラムが組まれています。1ヶ月という短期間でWebデザインを学ぶので課題の量が多く、スパルタで大変という声が多く見受けられました。
ただ、オンライン講義で使う動画教材がわかりやすく、課題をしている最中にわからない点があっても大半は動画教材で解決することが出来たという人が大半となっています。 万が一動画で疑問を解決出来なくても、オンライン上で講師に質問が出来るので安心です。
また、プログラミングなど他のコースを受講する場合、2コース目から受講料が半額になるので複数のコースを受講してエンジニアを目指す人も多数います。
CodeCampの評判・口コミ
CodeCampはオンライン上で完結するスクールではありますが、講師とマンツーマンで進めていくのでサポートがかなり手厚いという声が多いです。好きな講師を選べるうえに、受講時間も7~24時の間と幅広く、仕事に行く前や仕事終わりに受講できる点も便利だったという声が多く見受けられました。
それに、 講師も現役でエンジニアとして働いている人しかいないので、プログラミングやWebデザインのことだけでなく、エンジニアとして働くうえで必要な知識も教えてもらえる点も良かったという声が多いです。
Tech Academy(テックアカデミー)の評判・口コミ
「Tech Academy(テックアカデミー)」は、オンライン完結なので、仕事と両立しながらWebデザインを学べる点が便利という声が多いです。
オンラインで学習できて、地方でもプログラミング・デザインが学べる
それに、Webデザインを教えているスクールの場合、受講期間が終わると使っていたオンライン上の教材を見ることが出来なくなってしまうことが多いですが、Tech Academyの場合は受講後も見放題なのでいつでも学んだ内容を振り返ることが出来ます。
Tech Academyキャリアという20代向けの無料の転職支援サービスも運営
Tech Academy(テックアカデミー)キャリアという20代向けの無料の転職支援サービスも行っており、20代でWebデザイナーへの転職を目指している人に便利と言えますよ!