WiMAXに障害が発生！原因や復旧はどうすればいいの？

WiMAXは、外出先などでも快適なWi-Fiによるインターネット環境を構築してくれる便利なシステムです。しかし、障害には絶えることができません。WiMAXを使用中に障害が起きてしまったらどうすればよいのでしょうか。そのような場合の対策方法についてまとめてみましたので、WiMAXを利用の人はぜひ参考にしてみてください。いざという時に役立つはずです。

WiMAXに電波障害が起こる原因

WiMAXに電波障害が起こるのはどのような原因があるのでしょうか。シチュエーションごとに紹介していきます。

自然災害（台風や地震）による基地局の損傷

台風や大雨、地震と最近は自然災害が多いものです。こんな時には流石のWiMAXも止まってしまいます。アンテナ基地局が破壊されてしまう可能性があるからです。

アンテナ基地局が破壊されてしまうと、電波の送受信がうまくいかなくなり通信が不可能となってしまうのです。

また、たとえアンテナ基地局が生きていたとしても、災害時にはインターネット回線がとても混み合います。

ある程度携帯電話の知識がある人は、電話回線がパンクしやすくインターネット回線はパンクしづらいことを知っているので、TiwtterやFactbookなどで安否確認をするためです。このために、流石のインターネット回線でもパンクしてしまうというわけです。

UQコミュニケーションズの工事

現在色々なプロバイダからWiMAXが提供されていますが、どのプロバイダでもUQの回線を使用しています。そのため、UQコミュニケーションズの回線に工事が行われていると、どのプロバイダでも通信がストップしてしまいます。

この情報は、UQコミュニケーションズの公式ホームページの「工事のお知らせ」から情報を取得することができますので、定期的に確認しておくのが得策でしょう。

WiMAXの電波障害が発生した際にやるべき6つの作業

WiMAXの電波障害が発生した時には、試すべき項目が６項目あります。この項ではその６項目について紹介していきます。

UQ WiMAXで障害情報をチェック

万が一、特別な災害もないのにWiMAXの回線が繋がらなくなった時には、本家本元のUQコミュニケーションズの障害情報をチェックしてみましょう。この情報は、UQコミュニケーションズの公式ホームページの工事のお知らせや災害情報のお知らせにて取得することができます。

万が一、通信障害が起こった場合は、本家のUQコミュニケーションズのホームページを参照するのがいちばんの問題解決の早道です。

Twitterやネットのリアルタイムで状況をチェック

WiMAXに問題が発生した場合は、ソーシャルネットワークの力を借りるのがいちばんの早道です。特に、Twitterは情報が早いので、Twitterを参照してみると良いでしょう。

特に通信障害の場合はTwitterにて「＃UQ」や「＃通信障害」などのタブをつけて検索すると原因がつかみやすいでしょう。

取り急ぎ、自分のプロバイダに問題があるのか、大元のUQに問題があるのかを判断しておくことは今後の対処の仕方も大きく変わってきます。

ルーターの再起動

WiMAXに通信障害があった場合は、ルーターの再起動をしてみましょう。ルーターのソフトウェアが暴走して、通信障害を起こしている可能性があるからです。また、ルーターのソフトウェアが最新でない場合は、速やかに最新バージョンへバージョンアップしておく必要があります。

ソフトウェアのバージョンアップでは、常にWiMAXを高速通信させるためのパッチがあてがわれていることが多いため、常に最新のバージョンにアップしておく必要があります。

ルーターの初期化

WiMAXが通信不可能になった時には、ルーターを初期化してみるのも一つの手段です。万が一ソフトウェアのバージョンアップに失敗していると、不安定な状態でソフトウェアが動いている可能性があるからです。

その場合は、ルーターを初期化してから、もう一度、ルーターのソフトウェアのバージョンアップをするのが賢明です。

この場合には、ソフトウェアのバージョンアップをする前に初期化後動作確認を行い、その後、１ステップごとソフトウェアのバージョンアップを行い、バージョンアップごとに動作確認をする必要があります。

SIMカードを挿し直す

WiMAXの通信が不可能になった時には、SIMカードを挿し直すのも一つの手段です。ルーターに対するSIMカードの情報をリロードすることは、一種の再起動となりますので、試してみる可能性があるわけです。

また、SIMカードが故障していなければ、自分自身で端末を購入するという手段もあります。

いわゆる「白ロム」と呼ばれる「SIMカードが入っていない端末機器」が中古ショップやインターネットショッピングにて販売されていれば、白ロムの方が安上がりになりますし、単純にSIMカードを挿し直すだけで、インターネット通信ができるようになります。

省電力モードをOFF・ハイパフォーマンスモードで試す

ハイパフォーマンスモードとは、簡単にいうと電波状況は良いですが、その代わりに電池をたくさん消費するというモードです。このモードでは消費電力をたくさん食うことになります。そこで、このモードにて消費電力モードをOFFしてみるわけです。

従来最も消費電力を食うモードから、消費電力モードをオフにするわけですから、リセットに匹敵するほどの利用環境の変化があります。万が一の際には一度試してみても良い手段ではないでしょうか。

WiMAXの電波障害が復旧するタイミングと対策

ここからは、WiMAXの電波障害が復旧するタイミングと対策について紹介します。

自然災害の場合は待つしかない

WiMAXが繋がらなくなって、もしそれが自然災害の場合は、アンテナなどが物理的に壊れている可能性がありますので、復旧のアンテナが設置されるまで待つ必要があります。

ただし、復旧用のアンテナは、完全に工事をし直すわけではなく、簡易的にでも通信できるようにするわけですので、さほど時間はかからないことが想定されます。

また、台風などが原因の場合は、雷の出す強力なノイズが原因で通信障害が起こっている可能性があります。その場合は台風が通り過ぎるのを待てば、通信が復活するというわけです。

なお、WiMAXの電波はとても高周波数です。そのため、雨粒が大粒であると電波干渉を起こす可能性があります。その場合も大粒の雨の原因である台風がさってしまえば、電波寒暑は解消されるというわけです。

WiMAXプロバイダ別の電波障害情報

また、プロバイダごとの理由で通信ができないこともあります。以下にプロバイダごとにて紹介します。

UQ WiMAX

UQ WiMAXの場合は、公式ホームページの、「災害情報」というところに障害発生状況に関するお知らせが記載されていますので、そのページを参照してみてください。

Broad WiMAX

「BroadWiMAX」の場合は、公式ホームページでの「障害情報」に最新の障害情報が記載されています。そのページを参照すると良いでしょう。

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GMO

GMOがプロパイダの場合は、GMOの中には災害情報がありません。その場合は、ダイレクトにUQコミュニケーションズの情報を取得すると良いでしょう。

また、GMOの公式ホームページの中には、「万が一WiMAXの接続ができなくなったら」というQ＆Aコーナーがありますので、このページの内容に基づき対処をすると良いかもしれません。

So-net

So-netを利用していて、万が一WiMAXに接続できない場合は、会員サポートのページを参照すると良いでしょう。障害やメンテナンス情報についての情報が記載されています。

BIGLOBE

BIGLOBEがプロバイダの場合は、公式ホームページに「運用・障害情報」のページがあります。このページではBIGLOBEのメンテナンスやそれ以外の障害情報を合わせて確認することができます。

BIGLOBEの場合は、接続サービス障害、臨時メンテナンス情報として、「ブロードバンド接続」、「モバイル接続」、「ダイヤルアップ接続」などの確認が可能です。

また、BIGLOBEにて関連している全ての災害情報などを取得することができ、「現在発生中の障害・臨時メンテナンス」のボタンを押せば、BIGLOBE内でのトラブルはもちろんのことUQモバイルでのトラブルなどについても参照することが可能です。