【必見】WiMAXの速度を上げるたった5つの方法を公開

WiMAXはモバイルWiFiルーターの一つとして非常に高い人気を誇っています。人気の理由の一つとして挙げられるのは、通信速度の速さです。しかし、適当に利用をするとWiMAXの通信速度の速さを最大限生かすことはできません。そこで今回は、WiMAXの速度を上げる方法についてみていきます。速度が売りのWiMAXをより便利に使うことができるように、必要な知識を身につけましょう。

WiMAXの速度はどれぐらい出てるの？

WiMAXの人気の理由の一つとして紹介した通信速度の速さですが、具体的にどれくらいの速さなのでしょうか。ここからは、WiMAXの速度について見ていきます。

最大で758Mbps

WiMAXの通信速度は最大で758Mbpsとなっています。一般的なマンションで用いられている光回線は100Mbpsとなっているので、単純に考えてWiMAXはこの回線の7倍以上の速度を誇っています。

高速通信が可能な理由

WiMAXがこれほどの回線速度を実現しているのには理由があります。それは、WiMAX2＋と呼ばれる回線とau4GLTEと呼ばれる回線を最新の技術によって併用しているからです。

一つの回線では限界がありましたが、複数の回線を使用することで一つだけでは突破できなかった速度の壁を突破しているのです。

通信速度はアプリで調べよう

WiMAXの最速の通信速度である758Mbpsでの通信は、いつでもどこでも行われているわけではありません。特に電波状況の悪い地域で使用する場合は、758Mbpsの速度が出ていない可能性があります。

使用中のWiMAXの回線速度は、回線速度を測定するアプリで調べることができます。このアプリにより、自分が使っているWiMAXが最高のパフォーマンスをしているかどうかを調べることができるので、回線速度が遅いと感じた時に使ってみるといいでしょう。

WiMAXの速度を上げる方法

アプリを使用して回線速度を測定し、WiMAXの回線速度が本来のパフォーマンスを発揮していなければ、ここで紹介する5つの方法を試してみてください。

まずはルーターや端末を再起動

WiMAXの速度が落ちているという事がわかったら、とりあえず再起動を試してみてください。WiMAXを様々な機器に接続していると、WiMAX側で接続機器の情報が多くなってしまい、処理が追い付かなくなってしまいます。

再起動でこれらの多くなってしまった情報をリセットすることにより、WiMAX側の処理の問題を解決することができます。

クレードル（スタンド型の拡張機器）を使う

クレードルと呼ばれるスタンド型の拡張機器を導入することで、WiMAXと機器の有線接続を可能にします。有線接続は無線接続に比べて電波による干渉を受けないので、安定した高速な回線速度を実現することができます。

また、クレードルに置いておくだけでWiMAXを充電できるというメリットもあります。パソコンやゲーム機など、有線接続が可能な機器をWiMAXにつなげたい場合は、クレードルを活用するといいでしょう。

WiMAXを有線LAN接続でルーターに接続

WiMAXを有線LAN接続でルーターに接続するというのも、回線速度を上げる方法の一つです。また、ルーターに複数のハブがついていれば、一台のWiMAXで複数の機器の有線接続が可能になります。

速度をあげたい方だけではなく、複数の機器を有線接続したい方にもおすすめの方法です。

自作パラボラアンテナを使ってみよう

パラボラアンテナは、WiMAXの通信速度を上げるのに大きく貢献するアイテムです。自作には費用も技術も必要ありません。

材料は100円ショップにあるボウルとスタンドだけです。WiMAXとパラボラアンテナを組み合わせて設置することで、回線速度がアップします。

回線速度アップは、パラボラアンテナが電波を一点に集めてWiMAXに向けて反射させるという仕組みによって引き起こされています。

ルーターは窓際に置く

WiMAXの電波は家の中に届きにくいため、窓際に設置することで電波を拾いやすくすることができます。特にコンクリートは電波を遮断しやすいので、コンクリートでできた家に住んでいる方はこの方法で速度がアップする可能性が高いです。

この方法はお金が一切かからないので、試してみるといいでしょう。しかし、直射日光が長時間当たる場所に置いてしまうと、WiMAXが過熱してしまい、故障の原因となってしまうので、直射日光が当たらないような工夫は必要になります。

WiMAXの速度制限に気をつけよう

WiMAXの速度をアップさせる方法を試しても速度が上がらないという場合は、速度制限がかかっている可能性があります。プランごとに速度制限がかかる基準が違うので、それぞれのプランについて知りましょう。

ギガ放題プランで3日間10GB

ギガ放題プランであれば、3日間で10GBという上限があります。3日間で10GBの通信をすることはなかなかないので、このプランを利用している方は通信量を気にかける必要はほとんどないでしょう。

しかし、機器をつけっぱなしで動画をストリーミング再生し続けた場合、上限をオーバーしてしまう可能性もあるので、つけっぱなしには注意です。

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通常プランで月間7GB

ギガ放題プランでなく、通常プランを選んだ場合、利用できる通信量は月に7GBとなります。動画をよく見る方や、ゲームのプレイや音楽のストリーミング再生をよくする方は、簡単に超えてしまう量となっています。

速度制限によって不便な思いをしないためにも、このプランを利用する場合は通信量の節約が必須です。

4G、au、LTEで月間7GB

4G、au、LTEを使用する場合、月に7GBまでという制限があります。この回線は、WiMAXの回線に比べて、全国ほぼどこでもつながるという特徴があるので、WiMAXの回線が利用できない場所では重宝します。

その便利さゆえについつい使いすぎてしまうので注意が必要です。

WiMAXの速度制限の解除方法

ここからはWiMAXに通信速度制限がかかってしまった場合、どのように対処するのかという事についてみていきます。

解除方法は無い

通信速度制限を解除する方法はありません。スマートフォンのように、後からデータ量のチャージをするという事はできないので注意してください。

解除されるまで待つ

WiMAXに通信速度制限がかかってしまった際、元の速度に戻すためには解除されるまで待つしかありません。ギガ放題プランであれば3日間、その他の2つのプランであれば翌月までです。

WiMAXの速度制限を回避するためには

WiMAXの通信速度制限は解除できないので、非常に厄介なものです。そのため、いかに速度制限を回避するかが重要になってきます。

通信量をアプリなどでこまめに確認

速度制限を回避するために一番やらなくてはならないのは、自分がどれだけの通信をしたかを把握することです。これをすることにより、自分が今後どのように残りの通信量を使っていけばいいのか、という見通しを立てることができます。

通信料を見るためには、専用のアプリが必要です。アプリでは、現在使った通信量とともに、残りの通信量が表示されるので参考にしましょう。

動画サービスの利用を出来る限り抑える

動画のストリーミング再生は、多くの通信を要しますので、あっという間に定められた通信量を使い切ってしまう原因となります。速度制限を避けるためには、動画サービスの利用はできるだけ避けることが重要です。

また、動画を見たい場合は端末にダウンロードをし、再生のたびに通信をしないようにすることも通信量を節約するためのコツです。

プランを月間で切替え

通信量の節約を意識してもすぐに通信制限がかかってしまうという方は、月間でプランの切り替えをするといいでしょう。WiMAXは、同じ契約期間の中であれば通常プランとギガ放題プランを月ごと、追加料金を発生させずに切り替えることができます。

そのため、次の月に通信量が増えそうであればギガ放題プランを、そうでなければ通常プランを選ぶという使い方が可能です。しかし、契約期間を変えてしまうと違約金が発生することがあるので、契約期間を変えないようにしてください。

通信モードを臨機応変に切替え

WiMAXを利用する際は、WiMAX2＋回線と4GLTE回線の2つを利用することができます。そのため、通信する場所によって利用する回線を切り替えることが、速度制限を回避するうえで重要です。

ギガ放題プランであっても、4GLTE回線は月に7GBまでとなっています。しかし、この回線はWiMAX2＋回線が利用できない場所でも利用することができるという利点があります。

WiMAX2＋回線が利用できるところでは、WiMAX2＋回線、利用できないところでは4GLTE回線といった使い分けをすることが賢いWiMAXの使い方です。