WiMAXを紛失した場合の対処法！これさえ知っておけば大丈夫

WiMAXは、WiMAX電波をキャッチしてWi-Fi電波に変換して高速インターネットを利用できる便利な端末です。その便利さゆえに盗難に遭ってしまうこともあるでしょう。もしかしたら単純に紛失してしまうこともあるかもしれません。特にポケットWi-Fiは小型ですので紛失する可能性も高いでしょう。WiMAXを紛失や盗難にあった場合はどうすれば良いのかご紹介します。

WiMAXを紛失した！どうすればいいの？

ポケットWi-Fiは小型の端末です。小型ゆえに紛失してしまうことも多いでしょう。万が一紛失してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。その方法を紹介します。

まずは近くにないかスマホでWi-Fi電波を探す

もし、WiMAX端末を紛失したとしても、落としたところはある程度特定できるはずです。そんな時にはスマートフォンやパソコンを持って、心当たりの場所で電波を拾ってみましょう。
WiMAXのバッテリーが切れていない限り、電波が発信されているはずです。いつも使用している端末ですから、IDもわかります。

そのIDのWi-Fi端末を探すのです。また、一度ログインしたことのある端末であれば、スマートフォンでもパソコンでも自動ログインできるはずですから、すぐに自分のルーターが近くにあるかどうかわかるはずです。

もし、ログインできたとすれば、紛失したのがモバイルルーターであれば、数メートル以内にあるはずです。

プロバイダに紛失の連絡をする

WiMAXを紛失した場合は、第三者による不正使用を未然に防ぐために、一刻も早くプロバイダに連絡する必要があります。プロバイダに連絡すれば、WiMAX端末を使えないようにしてくれるはずです。

そうすれば、第三者による不正使用も防ぐことができるでしょう。ユーザーによっては、IDやパスワードなどわかるはずはないと高を括っている人もいるかもしれませんが、IDやパスワードはルーター端末から確認することができるので、第三者が悪用する可能性は十分にあるのです。

警察に紛失届を出しておく

WiMAXをなくした時には、機器を探すための捜索活動も大切ですが、取り急ぎ警察に連絡をしておきましょう。もしかしたら、親切な人が交番に届けてくれているかもしれません。

もし、プロバイダにすでに紛失届けを出していたとしても、警察経由で見つかればその後の手続きはスムーズになります。また、警察の力でルーターが発見された場合は、プロバイダに発見した旨を報告するのみですむのです。

WiMAXを紛失して見つからなかった場合

WiMAXを紛失してしまい、見つからなかった時はどうなるのでしょうか。プロバイダがどういうアクションをするのかをご紹介します。

中古端末を購入、SIMカードを再発行

WiMAX中古端末を購入してSIMカードを再発行してもらうという方法があります。しかしその場合にはあるペナルティーを受けるのがデメリットです。そのデメリットについて紹介します。

通常は紛失した場合、違約金が約1～2万円

通常WiMAXを紛失した時は、違約金として1万円から2万円かかることになります。これは、解約扱いとなるからです。

通常WiMAXでは、端末を紛失していなかったとしても適切な時期以外に契約を解除すると解約違約金が発生するためです。この解約違約金は、ルーターを紛失した時期によっても異なります。

一例を挙げると、人気のあるプロバイダである「GMOとくとく BB WiMAX」では3年契約となりますが、1年目と2年目の場合、解約違約金は24,800円となります。紛失したのが3年目の契約月であるとゼロ円となりますが、それ以降であると9,500円の解約違約金が必要となります。

その他のプロバイダを参照しても約1万円から2万円の解約違約金が発生します。

中古端末とSIMカードは約1万円前後

中古端末とSIMカードを利用していた場合を想定すると、中古端末は自己管理となりますので、プロバイダにとって紛失されたのはSIMカードのみとなります。SIMカードについても解約違約金は発生します。

この場合は、WiMAX端末の紛失よりは少し安く1万円前後の解約違約金となります。

Broad WiMAXに乗り換え

もし、WiMAXを紛失または盗難にあってしまった場合は、Broad WiMAXに乗り換えするのが良いかもしれません。その理由を説明します。

違約金負担キャンペーンを利用

紛失したWiMAXモデムの損失としては、解約違約金のみです。Broad WiMAXでは、乗り換えをする場合に、他社の解約違約金を全て負担してくれるのです。

また、「BroadWiMAX」は実質端末料金は無料となりますので、初期費用も実質ゼロ円で再度WiMAXを開始することができます。しかも、Broad WiMAXでは最新機種を選んだ場合でも端末料金はゼロ円となっています。

さらに、もし18歳から25歳の学生の場合は通常3ヶ月685円割引となるのが、12ヶ月にまで延長されるというサービスも実施中です。

違約金・解約金の負担なし

上述のように、「BroadWiMAX」では、解約違約金を負担してくれます。しかも、無料で端末が支給されますので、実質ゼロ円で利用することが可能です。

最新のWiMAXルーターが利用できる

Broad WiMAXを利用するメリットとして、端末の購入料がかからないということです。例えば最新モデルを選択したとしても実質端末料金はゼロ円なのです。

大人気Broad WiMAXの違約金負担はほんと？口コミ・評判とは

WiMAXを紛失した場合のプロバイダ対応

WiMAX端末を紛失した場合のプロバイダの対応はどうなるのでしょうか。確認してみましょう。

GMOとくとくBB → 再購入か機種変更

「GMOとくとく BB WiMAX」の公式ホームページを参照すると、端末を盗難および紛失した場合には、基本的には一度解約後に再契約となります。一度解約となりますので理由が何であっても、契約満了月以外は解約違約金が発生します。

なお、WiMAXの新規受付はすでに終了していますので、今後の契約はWiMAX2+となります。解約違約金は、1年目と2年目の場合は24,800円となります。

3年以上使っている場合も9,500円の解約違約金が発生します。また、とくとくBBで機種変更を行なった場合は、解約違約金を支払った上で新規WiMAX2+の契約をすることになりますが、この場合の契約条件は月額2,170円で、最新機種のW06や人気機種のWX05なども端末代金は無料となり、送料も無料となります。

ちなみに、ギガ放題プランの場合は20日以内ならキャンセルも可能となっています。

GMOとくとくBB WiMAXが一番いい？その理由や評判など調査した

UQ WiMAX → 1年前は無償、それ以降は3,300円必要

UQ WiMAXの端末を紛失した場合は、取り急ぎUQコミュニケーションズに電話連絡をする必要があります。電話をすると、音声ガイダンスが流れますので、紛失や盗難の場合は1を押した後に3（紛失・盗難）の番号を押すことになります。

また、UQ WiMAXの端末をなくした時も解約するしかありません。UQ WiMAXも3年契約となっていますので、1年目は19,000円、2年目は14,000円、運良く3年目の更新月であると0円、3年目以降であると9,500円の解約違約金が発生します。

UQ WiMAXを継続して使用する場合には機種変更となります。UQ WiMAXで機種変更する場合は、最新端末でも端末料金は無料となっています。

端末も即日発送してくれますので、最新機種のW06であれば、翌日には最大速度1.2Gbpsを楽しむことができるでしょう。

Broad WiMAX → 解約（契約更新月以外は違約金が発生）

Broad WiMAXの端末を紛失した場合も解約違約金が発生します。その解約違約金は運良く3年目の更新月であればゼロ円となりますが、3年契約となっている場合は1年目には19,000円の解約違約金が発生し、1年目についても14,000円の解約違約金が発生します。

3年目以降となると9,500円の解約違約金が発生します。もし、Broad WiMAXを使い続ける場合は機種変更となりますが、その場合には機種変更0円キャンペーンが適用されます。

機種変更で端末代金の20,000円が無料となり、3年プランの場合はLTEオプションが無料となります。先に、Broad WiMAXでは解約違約金の負担をしてくれることを紹介しましたが、この制度は乗り換えの時のみ適用となるため、Broad WiMAXでの機種変更では残念ながら適用されません。

そして記載した、解約違約金を支払うこととなります。なお、他のプロバイダで解約違約金を負担してくれるところは現在のところありません。

大人気Broad WiMAXの違約金負担はほんと？口コミ・評判とは

So-net WiMAX → 解約（契約更新月以外は違約金が発生）

So-net WiMAXでも端末を紛失した場合は、解約となります。3年契約をしている場合は、1年目の紛失であると19,000円の解約違約金、2年目の紛失となると14,000円の解約違約金、3年目以降の紛失となると9,500円の解約違約金が取られてしまいます。