諦めるな！WiMAXの違約金を払わなくて済むたった4つの手法

WiMAXは、スマホの契約と同じように契約期間が2年と固定されているのが一般的です。その分お得になっていますが、更新月に解約をしないと違約金が発生します。他に良い商品が見つかったときや、対応エリア外へ引越す場合など、更新月以外の月に解約が必要になったときは、できれば違約金を払わずに済む方法を見つけたいですよね。今回は、プロバイダごとの更新月の確認方法や違約金の回避方法などを解説していきます。

WiMAXの違約金って何？

WiMAXを解約したいときに気になるのが費用です。そもそも違約金とは何なのか、どのタイミングで発生するのかなどを説明します。

更新月以外での解約でかかるプロバイダへの支払い

WiMAXを使うときに2年契約を結び、更新月以外に解約すると、契約解除料としてプロバイダに違約金を支払わなければいけません。契約は2年を過ぎると自動更新されるので、更新月を過ぎるとまた新たに2年契約の期間に入り、無料で解約できる期間が遠のきます。

違約金の費用は1年目と2年目、更新月以降の3パターンで設定されていることが多いです。BIGLOBE とUQ WiMAXの場合、1年目は19,000円、2年目が14,000円、更新月以降は9,500円となっています。

「「GMOとくとく BB WiMAX」」は高額キャッシュバックを行うためか違約金が高めに設定されており、更新月以降は他社と同じですが、1～2年目は24,800円です。端末代金を毎月値引きされ、実質無料で利用していた場合は、解約すると値引きがなくなります。

違約金の他に残りの端末代金を支払う必要が出てくるため、このあたりも確認してください。更新月を過ぎてからも端末代の賦払いが終わらないプロバイダも珍しくありません。

契約更新月であればかからない

更新月であれば、違約金が発生することはありません。1ヶ月間の猶予があるため、逃さないようにしましょう。

2年契約でもプロバイダごとに更新月が違うことから、混乱が生じることがあります。他のプロバイダとは違うと考えておくと安心です。

一部のプロバイダはメールで更新月を知らせてくれますが、基本的に知らせてくれないと考えておいてください。自分で確認、及び把握しておくことが大切です。

更新月の確認方法

更新月の設定は、プロバイダによって異なるので、思い込みは厳禁です。2年契約だからと言って、25ヶ月目が更新月とは限らないのです。

それぞれのプロバイダで設定している更新月と確認方法を紹介します。

BIGLOBE

BIGLOBEでは、サービス開始日を0ヶ月目として、24ヶ月目を更新月としています。例えば1月に利用を開始した場合は、翌々年の1月が更新月となりますね。

BIGLOBEは、更新月に入るとメールで知らせてくれるので安心です。それでも、メールの確認を忘れたり、迷惑メールに振り分けられたりする可能性はゼロではありません。

自分で更新月を確認して、頭に入れておくといいでしょう。更新月は、BIGLOBEのホームページに用意されているマイページで確認できます。

マイページにログイン後、「違約金・解除料・割賦契約」をクリックすると、更新月を含む契約内容が表示されます。

UQ WiMAX

UQ WiMAXで2年契約を結んだ場合、課金開始日を1ヶ月目として、25ヶ月目が更新月となります。1月に契約した場合はこの月が1ヶ月目となるので、翌々年の2月が更新月です。

更新月を確認するときは、UQコミュニケーションズのホームページでMY UQにログインし、マイページを開くと確認できます。トップページに更新月が掲載されていますが、詳しく知りたい場合は、さらに「契約内容の変更・確認」ボタンをクリックしてください。

ページが開かれたら、ご契約案内サブメニューから「契約一覧照会/変更」ボタンをクリックします。そうすると、更新月や課金開始日などの詳細が表示されます。

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GMOとくとくBB

「「GMOとくとく BB WiMAX」」では、端末発送月の翌月を1ヶ月目として、25ヶ月目を更新月に設定しています。1月初旬に契約した場合は1月に発送されるでしょうから、翌々年の3月が更新月となりますね。

1月の終わりごろに契約して2月に入って発送された場合は、3月が1ヶ月目となるので、翌々年の4月が更新月です。確認するときは、GMOとくとくBBのホームページでBBnaviにログインします。

マイページが表示されたら、「現在ご利用中のサービス確認」ボタンをクリックしてください。そうすると「接続サービス」の欄に契約更新月が表示されているのがわかります。

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WiMAXの違約金を回避する4つの方法

更新月以外にどうしても解約しなければいけない人もいるでしょう。しかし、違約金ほどもったいないと感じるお金はないかもしれません。

違約金を払わずに済む様々な方法を紹介します。次の4つの方法で、賢く解約してください。

更新月に解約

更新月に解約するのが、基本中の基本です。BIGLOBEは違約金や端末割賦代金残債などの注意点があるため、インターネットでは受け付けておらず、電話での解約手続きのみとなっています。

オペレーターにBIGLOBE IDを伝えると話が早いので、準備しておきましょう。当日解約したい場合は、毎日16：30までの連絡が必要です。

UQ WiMAXも、UQお客さまセンターに電話して解約手続きを取ります。BIGLOBE同様、インターネット手続きはできません。

GMOとくとくBBだけは電話ではなく、BBnaviでのWEB解約か書面での手続きとなります。毎月20日までの締め切りとなっているため、郵送に時間のかかる書面手続きの場合は気を付けてください。

キャッシュバックを受け取って解約

契約するとキャッシュバックが受け取れるというサービスを行うプロバイダは珍しくありません。しかし、契約後すぐに受け取れるわけでなく、1年の継続利用を確認してから送付するケースは多いです。

せっかくなので、キャッシュバックを受け取ってから解約するといいでしょう。ただし、30～45日間の受取可能期間が定められており、この間に手続きを取らないと無効になってしまうことがあるため、注意してください。

多くの場合は、契約日から10～12ヶ月後に受取手続きについてのメールが届きます。キャッシュバックの金額は、プロバイダによってばらばらですが、違約金を補填できる金額であることは稀ではありません。

解約金を負担してくれるプロバイダに変更

一部のプロバイダでは、他社WiMAXからの乗り換え契約で、違約金を負担してくれます。一旦違約金を自分で支払う必要があるものの、回線が開通したらすぐにキャッシュバックされることが多いです。

他社乗り換えのキャッシュバックを利用して相殺

季節によっては、「乗り換えキャンペーン」が行われることもあります。キャッシュバックの時期は、半年後だったり約1年後だったりと、様々です。

この場合も、一時的に違約金を負担しなくてはいけません。

WiMAXの乗り換えには解約（退会）証明書が必要な場合もある

WiMAXのプロバイダも商売なので、乗り換えでキャッシュバックを行うときは、前プロバイダと正式に解約したか否かの確認が必須です。中には、元々WiMAXを契約していないのにも関わらず、キャッシュバック目当てで申請する人がいるかもしれないからです。

解約したことを証明するためには、違約金を支払った際にもらった書類を送ります。メールで画像を送付して申請するケースもあります。

書類などを送った後は、しばらくすると違約金負担についての返事及び返信が来るため、内容に従って振込先などの手続きをしましょう。

遅れると発行できなくなるので注意

違約金を支払った際に、証明書や領収書が送付されてくることは多くありません。解約後時間が経つと証明書などの発行を頼んでも対応してもらえないことがあるので、注意が必要です。

発行不可の場合、請求明細書でも代替できる

多くのプロバイダは、有料で請求明細書や内訳明細書を発行しています。マイページなどで請求手続きを取りましょう。

解約後も一定期間、マイページは生きています。そこから退会完了を示す項目を探してみてください。

発行不可の場合、画面キャプチャもしておこう

中には、請求明細書の発行に対応していないプロバイダもいます。その場合、マイページで画面をキャプチャして、新たな契約先に送付すればいいでしょう。