英会話におすすめの初心者向け参考書をランキングで紹介！人気の参考書はこれ

英語の勉強をやり直したい、英語で会話ができるようになりたいと思っている人は多いです。しかし、英会話学校に通うとなると時間もお金もかかります。英会話初心者の人は、まずはコストをかけずに自宅で参考書を使って英語を自分のペースで勉強してみてはどうでしょうか。中学校レベルの英語を使って勉強できる英会話初心者向けの人気の参考書を紹介します。

ランキング1位 『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 』

この参考書は、アメリカで赤ちゃんの時からこどもが成長する過程において覚えていく英語フレーズを紹介しています。この本は、アメリカ人のスティーブ・ソレイシィ、ロビン・ソレイシィの親子共著となっています。

スティーブはNHKラジオの講師も務めている人気の英会話講師です。長年、日本に住んで日本人に英語を教えてきた経験を持つスティーブと、3人の子育てを経験した母ロビンが難しい英単語を使わなくても、アメリカ人の子供が覚えていく簡単な英会話フレーズを使うことで十分に意思疎通はできることを教えたいという思いから書いた1冊です。

簡単なのに広く応用できる英会話フレーズが学べる

この本は、アメリカで赤ちゃんのときに覚える英語、幼児期、ティーンネージャーになるまでに日常生活で覚えていく英語フレーズが紹介されています。子供が身につけていく英語なので、辞書を引かなくても分かる簡単な英語ばかりです。

著者が長年日本人に英語を教えてきた経験から、日本人が勘違いして使っている英語表現の注意点や、文化的なバックグラウンドの説明もあります。赤ちゃんが覚える簡単な英語ですが、ビジネスに応用できる表現もたくさんあり、幅広いシーンで使える英語フレーズばかりです。

シンプルな英会話フレーズのみを紹介！初心者でも覚えやすい

スティーブ・ロビン親子が日本人に英語を教える時には、使えない難しい英語をたくさん教えるよりも、シンプルな表現を確実に身に着け、話せるようにすることに特化して英語を教えているそうです。英会話では難しい英語を使わなくても、シンプルなフレーズを確実に口に出すことでよりたくさん話すことができ、会話が深く広くなるそうです。

昔中学校で勉強した馴染みのある英単語が使われているので、特に英会話初心者が英語を勉強し直すときにはおすすめの参考書だと言われています。

無料アプリダウンロードでCDだけでなくスマホでも音声再生できる

この参考書はCDで音声を聞くことができます。スティーブ・ソレイシィは他にもたくさんの著書があり、その中には音声ダウンロードで音声が聞けるものもあります。音声ダウンロードではスマホで音声が再生できるので、いつでも音声を聞くことができます。

ちょっとした時間にスマホで復習ができるので、音声ダウンロードの参考書も合わせて使うと時間を有効に活用して勉強することができます。

ランキング2位 『基本の78パターンで 英会話フレーズ800』

この本は日常の生活の中で、読者が「こういうことを英語で言ってみたい」と思うような英会話フレーズを中心に紹介しています。「旅行の時に道を尋ねるとき」や「空港の税関での会話例」など、覚えるべきフレーズという観点ではなく、相手に伝えたい、言いたいという気持ちになるフレーズという観点から英会話フレーズを厳選しています。

78のフレーズで基本の会話パターンを網羅！

実際に英語での会話の中で使われるフレーズは、とても簡単でシンプルなフレーズが多いです。この本もすべて中学校レベルの英語ばかりです。基本のフレーズを身につければ、シチュエーションに応じて使い回すことができる表現が多いです。この本に載っている78のフレーズを覚えることで基本をしっかりおさえることができます。

あくまで英語を使うシチュエーションは普段の生活の中という設定なので、会話の糸口を掴む表現から、気持ちを伝えるような自己表現のフレーズ、便利な表現からビジネスでも使えそうなフレーズというカテゴリーに分けて、順番に紹介されています。

イラストと簡単な文法説明付きで覚えやすい

78の英会話フレーズの1つ1つにイラストと丁寧な解説が付いています。イラストはとてもユニークで面白いので、フレーズを記憶する手助けになります。

この本の著者は「楽しく」勉強できることを目指して作った本ということで、趣向が凝らされていますが、楽しいだけでは終わることなくフレーズを使うシーンや文法の解説、注意点や練習問題まで記載されていて、英会話初級から中級の人にも使える参考書です。

音声の無料ダウンロードで発音を学べる

この本は、音声ダウンロード式です。パソコンを使って本の中に記載されているURLにアクセスし、ファイルをダウンロードして音声を聞きます。

ランキング3位 『英会話1000本ノック 入門編』

ランキング1位と同じ著者のスティーブ・ソレイシィの本です。英語で話せるようになるために、「話す」ことに特化した構成になっています。この本は入門編の他に「本番直前編」「ビジネス編」と続編があるので、レベルに応じて選ぶことができます。

質問に答える形式で緊張感を持って学習できる！

本の中身はとてもシンプルに構成されています。基本のフレーズとそのフレーズを応用した文章が紹介されています。
この本のメインは2枚のCDで、CDから流れる音声に自分で声に出して答えることで学習を進めていきます。

英語の質問に英語で答える問題、日本語の質問に英語で答える問題、クイズ形式で答える問題など、聞き流しのCDではなく、とにかく自分の口で話す練習ができます。

スピーキングの練習ができるので英会話力がアップする

実際の会話の中では、頭の中で英語の文章を考える時間はありません。この参考書では、徹底的に英語を自分の口で話す練習をすることで、実際の英会話の中でスムーズに英語を話すことができることを目指しています。

音声CD付きで発音をチェックできる

CDはスティーブからの質問、自分で答えるためのポーズ、模範解答という順番で構成されています。模範解答を聞いて再度自分で口に出して言ってみることで発音の練習もできるようになっています。

英会話の参考書はどんなものを選べばいいの？

英会話の参考書はたくさんの種類があります。一念発起し、英会話に特化して勉強し直したいという人はどんな参考書を選べばいいのかを紹介します。

音声付きのもの

選ぶときのポイントは、CDや音声ダウンロードがある音声付きの参考書です。実際の会話では自分で話すだけでなく、相手が話すことを理解して答えたり、さらに相手に質問することで会話が進みます。

相手が話す英語が理解できるように英語に耳を慣らすということと、さらに相手に伝えるためには発音を勉強することも大切です。参考書の音声でネイティブが話す英語を聞き、それをまねて自分で口に出して言ってみるという練習も必要です。

楽しみながら英会話の学習に取り組めるもの

中学、高校で英語を勉強したにもかかわらず、英語が話せない、英語に苦手意識があるという人は多いです。初心者用の英会話の参考書を選ぶときには、中学や高校の時に使っていた文法やその解説ばかりが紹介されているものは避け、シンプルですぐに口に出して言えるような参考書を選ぶようにします。

1人で勉強するときには集中力を保つのが難しく、飽きてしまいがちです。ランキングで紹介したような、挿絵やクイズ形式の参考書など、1人でも楽しみながら勉強が進められる工夫がされている参考書を選ぶと勉強がはかどります。

英会話の参考書で楽しくスキルアップしよう！

勉強を楽しくするものは、勉強する目的と目的を達成したときの喜びです。「職場で英語でプレゼンテーションできるようになる」や「外国人の友達を作って色んな国の文化を知りたい」、「海外に1人で旅行する」など英会話を勉強したいと考える人は目的がある人が多いです。

大きな目的を達成する前に、日々の勉強の中では、「今日は参考書の○○ページまで勉強する、〇〇ページまでいけば自分へのご褒美にデザートを食べる」や「今日は、昨日参考書で覚えたフレーズを実際に外国人の同僚に使ってみる」などと小さな目標を設定し、それをクリアしていくことで楽しくステップアップすることができます。

英会話の勉強において一番楽しい時間は、学んだことを実際に外国の人に話して会話が成立した時です。会話にならなくても、とっさに英語で話しかけられてすぐに一言返答できただけでも大きな喜びとなるはずです。
英会話を勉強する時には、参考書で学んだことはできるだけ実際に使ってみることです。実際に英会話フレーズを使って喜びを感じたり、課題を認識することでスキルアップに繋げることができます。