【比較】WiMAXとソフトバンクAirはどちらがおすすめ？

工事をしなくてもすぐに利用を開始することが出来るWiMAXとソフトバンクAirは非常に人気が高い似たサービスですが、どちらを選べば良いのかわからないと迷ってしまっている人も多いのではないでしょうか。そこで、WiMAXとソフトバンクAirはどちらがおすすめなのか、サービスエリアや料金など様々な視点から比較していきますので参考にしてみてください。

WiMAXとソフトバンクAirの違いを比較

WiMAXとソフトバンクAirの違いはどこにあるのでしょうか。サービスエリアや料金など使用していく上で非常に重要な比較ポイントを見ていきましょう。

サービスエリア

まず最初に比べたいのがサービスエリアについてです。どんなに通信速度が速かったり、料金が安かったとしてもサービスエリア対象が狭ければ満足に使うことは出来ません。

サービスエリアは通信サービスにおいて非常に重要度が高い部分になりますので、よく確認しておきましょう。

WiMAXのほうが広い

サービスエリアの範囲についてですが、結論から言うとWiMAXの方が圧倒的に広いです。WiMAXは、WiMAX 2+に対応していないエリアなどはありますが、WiMAXのサービスそのものは人口カバー率99%となっていますのでかなりの広範囲をカバー出来ていることがわかります。

WiMAXとソフトバンクAirはそれぞれサービスエリアのマップを公開していますが、パッと見の比較でもWiMAXの方が広いことがわかるでしょう。WiMAXもソフトバンクAirもサービスエリアは日々拡大されていますが、現状のサービスエリアに関してはWiMAXに軍配が上がります。

ソフトバンクAirは過疎地に弱い

ソフトバンクAirのサービスエリアは都市部を中心に拡大中で、過疎地や郊外など人口の少ないエリアに関しては使えないエリアも少なくありません。都市部に住んでいるという場合であれば、ソフトバンクAirも多くの場所で使用することが出来ますが、そうではない場所にお住まいの場合は事前にサービスエリアについてよく確認しておかなければならないでしょう。

月額料金

WiMAXとソフトバンクAirを月額料金で比較してみましょう。WiMAXの場合は、プロバイダーの数が非常に多くどのプロバイダーを選ぶかによって月額料金に若干の差が出てきます。

仮に本家のプロバイダであるUQ WiMAXで契約した場合、キャンペーン価格や新規契約の割引価格を除けば月額4,380円で利用が可能です。他のプロバイダでも若干の違いはあるものの、ほぼこの金額前後の料金となることが多いです。

ソフトバンクAirの月額料金ですが、ホームルーターをレンタルするか購入するかによって料金が異なります。ホームルーターをレンタルで利用する場合には、月額料金は5,370円となり、ホームルーターを購入する場合には4,880円の月額料金で利用することが可能です。

したがって、月額料金に関してはソフトバンクAirでホームルーターをレンタルするにしても購入するにしても、WiMAXの方が安価に利用することが出来るということになります。

通信制限の有無

WiMAXとソフトバンクAirを通信制限の有無で比較してみましょう。WiMAXもソフトバンクAirも月の通信量に制限はありません。ただし、WiMAXの場合は、3日間の通信量の合計が10GBを超えてしまうと翌日の18時から翌々日の午前2時までの約8時間の間、通信速度が1Mbpsになるというものがあります。

大容量データ通信というと動画の閲覧が多いですが、3日で10GBをYoutubeのHD画質に換算すると約16時間程度になるので、かなりヘビーな使用方法をしない限り速度制限にはなりません。

ソフトバンクAirの方は、通信制限に関しては通信量などではなく、夜間など利用の集中する時間帯にサービス安定提供のために通信速度が低下する場合があるとされています。

通信速度

WiMAXとソフトバンクAirを通信速度で比較してみましょう。WiMAXは、WiMAX 2+で下り最大440Mbpsですが、一部の地域で一部のルーターを使用し、ケーブル接続の場合は1Gbpsが最大速度となっています。

ソフトバンクAirは、下り速度350Mbpsとなっています。ただし、いずれの場合においてもベストエフォートなので、実際の速度は最大速度よりも遅いです。

また、同じ場所や時間に使用する場合であっても、使用するモバイルルーターやホームルーターの性能によって速度は変わりますので注意が必要です。

ケータイとのセット割

WiMAXとソフトバンクAirをケータイとのセット割で比較してみましょう。WiMAXもソフトバンクAirも無線でのデータ通信で、スマートフォンを利用して通信する人が多いのでセット割は選択時の大きなポイントです。

WiMAXの方は、KDDIのグループということでauとのセット割(auスマートバリュー mine)が存在し、指定のプランやルーターをセットで利用することでauのケータイ料金が毎月最大1,000円割引されます。

ソフトバンクAirも同様なセット割(おうち割 光セット)が存在し、指定のプランセットで利用することで毎月最大1,000円割引されます。

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結果！WiMAXのほうがおすすめ

ここまでの比較を見ても分かる通り、特にこだわりがない場合にはWiMAXの方が料金も安く、速度もエリアも優れているためにオススメです。通信制限に関してのみソフトバンクAirの方が優れていますが、よほどのヘビーユーザーでない限りあまり関係ないでしょう。

ソフトバンクAirにすべきパターンは3つ

WiMAXの方がおすすめとはしましたが、ではソフトバンクAirにすべき人は存在しないのかと言えばそんな事はありません。ソフトバンクAirにすべきパターンも3つありますので、これに自分が当てはまるか確認しましょう。

通信量が3日で10GBを頻繁に超えるとき

ソフトバンクAirにすべきパターンの1つ目は「通信量が3日で10GBを頻繁に超えるとき」です。3日で10GBを頻繁に超えてしまうと、WiMAXだと速度制限に引っかかる期間が長くなってしまいます。

ソフトバンクAirは通信量に関する制限はありませんので、高画質のスポーツ配信や映画などを毎日数時間観るなどといったヘビーな使い方をする場合にはソフトバンクAirの方が快適でしょう。

ソフトバンクスマホユーザーの場合

ソフトバンクAirにすべきパターン2つ目は「ソフトバンクスマホユーザーの場合」です。ソフトバンクのスマホを使用している場合にはソフトバンクAirであればセット割が利用できるので、ソフトバンクのままWiMAXを追加するより安く使えます。

WiMAXでエリア外のとき

ソフトバンクAirにすべきパターン3つ目は「WiMAXでエリア外のとき」です。WiMAXの方がサービスエリアは広いですが、屋内で使用する場合にはWiMAXは障害物などに弱いので、ソフトバンクAirは入るのにWiMAXは入らないということがあるのです。

ソフトバンクAir・ソフトバンク光への乗り換え方法

WiMAXを利用しているけどソフトバンクAir・ソフトバンク光に乗り換えたいという人もいるでしょう。乗り換えを行う際の手続方法などについて確認していきましょう。

WiMAXの更新月や残債を確認

まず、現在利用しているWiMAXの更新月や端末の残債を確認しましょう。更新月以外の解約は違約金が必要ですし、解約時に残債がある場合には残りを一括で請求されることになるからです。

プロバイダへ解約手続き

更新月などの確認が済んだら、プロバイダへの解約手続きに入ります。プロバイダにもよりますが、基本的には電話で解約したい旨伝えることで解約手続きが可能です。

ソフトバンク直営店が代理店で契約する

ソフトバンクAirに乗り換えをする場合には、ソフトバンクの直営店かソフトバンクAirの代理店で契約をする形になります。

代理店のほうがキャッシュバックが大きい

直営店でも代理店でもソフトバンクAirの契約は可能ですが、基本的には代理店で契約をしたほうがお得です。代理店の方がキャッシュバックキャンペーンの額が大きい傾向にあります。

キャッシュバックはWiMAXの解約証明書が必要な場合も

WiMAXからソフトバンクAirに乗り換えをする際に、乗り換えキャンペーンでキャッシュバックを受ける場合にはWiMAXの解約証明書が必要な場合もあります。解約証明書を発行しているプロバイダもあれば発行していないプロバイダもあります。

発行しているプロバイダであればそのまま解約証明書を提出すればいいですが、発行していないプロバイダの場合は請求明細書などで代用することが可能です。事前にどのような書類が必要となるのかを確認しておいた方が安心です。