WiMAXの解約金に気をつけろ！解約のタイミング・相殺方法を公開

外出時にも高速インターネットを利用できるWiMAXですが、解約をしたい時には注意をしなければなりません。場合によっては解約金がかかってしまうことも少なくありません。そこで、WiMAXを解約するにはどのタイミングで行えば良いのかや、解約金の相殺をする方法はないのかなどについて紹介していきますので参考にしてみてください。

WiMAXの解約時は解約金（違約金）が発生する

WiMAXの解約をする場合には、場合によっては解約金(違約金)が発生するのをご存知でしょうか。どのようなタイミングで解約金が発生するのか、解約金が必要となるとしたらどれくらいの金額が必要になるのか気になるところでしょう。

また、WiMAXの解約金以外にも発生する可能性があるお金についても把握しておきましょう。

契約更新月以外で解約金がかかる

WiMAXは2年契約となっていますが、契約更新月の期間中に解約をする場合には解約金は発生しません。

しかし、契約更新月を迎える前の解約や、契約更新月を過ぎてしまった場合など契約更新月以外での解約は解約金が発生してしまうので、解約金を支払いたくない場合には契約更新月がいつなのかを事前にしっかりと把握して更新月に解約しなければなりません。

解約金は2年以内であれば約2万円

更新月の翌月以降は基本的にどこのプロバイダーも解約金は一律となっていますが、2年以内のWiMAXの解約金はプロバイダーによって若干の違いがあります。2年以内の解約金は概ね2万円前後に設定されていることが多いです。

また、端末に挿入するSIMカードの返却をしない場合にSIM損害金が請求されるケースもありますので、契約内容はよく確認する必要があります。

残債がある場合は一括支払いが必要

WiMAXを更新月以外に解約する場合には解約金が必要ですが、それ以外に必要なお金として端末代金の残債があります。これはWiMAXを契約した時に、ルーターを分割払いで購入している人に生じる可能性があるお金です。

WiMAXではSIMカードは貸与なので返却が必要な場合がありますが、ルーターは購入したものなので返却の必要はありません。

しかし、残債がある場合には残りの代金を一括で支払わなければならなくなりますので、解約料金に加えて端末代についても意識しておく必要があるでしょう。

解約金は支払わないと違法なので注意

WiMAXは更新月以外の解約で解約金が必要となりますが、解約金を支払わなかった場合どうなるのでしょうか。WiMAXの解約金は高額なので支払いたくないという人も多いですが、この解約金は契約でしっかりと決まっているものです。

したがって、契約しているのにも関わらず解約金の支払いをしないということは違法となりますので注意しなければなりません。きちんと支払うか、更新月まで解約を我慢することが大切です。

WiMAXの更新月はいつ？

WiMAXは更新月以外に解約すると解約金が発生するわけですが、この更新月がいつなのかわからないといつ解約したら良いのか迷ってしまいますよね。更新月ですよという連絡が来れば安心ですが、そのような連絡は来るのでしょうか。

また、更新月はプロバイダーによって数え方が異なったりするのもポイントです。プロバイダー別の更新月の数え方も確認しておきましょう。

プロバイダから更新月の連絡は来ない

更新月の連絡が来るとわかりやすいですが、WiMAXのプロバイダーからは基本的に更新月の連絡は来ません。もちろん、更新月を確認する方法はありますが、あくまでも自分で確認をする必要があるのです。あとどれくらいで更新月になるのかなど、自分でしっかりと把握しておくことが大切です。

プロバイダ別の更新月の数え方

WiMAXはプロバイダーによって更新月の数え方が異なります。プロバイダー別の更新月の数え方を紹介しますので、自分が契約しているプロバイダーや契約しようと思っているプロバイダーの更新月の数え方を把握しておきましょう。

UQ WiMAX

UQ WiMAXの更新月の数え方ですが、UQ WiMAXの場合は課金開始日が始点となります。2年契約の場合であれば、課金開始日を含む月が1ヶ月目となり、25ヶ月目が契約満了月で、26ヶ月目が契約更新月となります。

契約満了月の末日または更新月に解約を行えば解約金は発生しません。また、UQ WiMAXでは契約の更新時期が近づくとメールでの連絡があり、my UQ WiMAXでも契約期間の確認が可能となっています。

BIGLOBE

BIGLOBEの更新月の数え方ですが、BIGLOBEの場合は2年契約の場合サービス開始日を0ヵ月目として数えます。更新月は2年契約の最終月を更新月としますので、24カ月目が更新月ということになります。

BIGLOBEの場合サービス開始月は料金が発生しませんので、料金発生月から24ヶ月と同じ意味です。BIGLOBEの場合モバイル契約情報で定期契約更新月の確認が可能ですし、定期契約更新月の初旬にメールでも連絡が来ます。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの更新月の数え方ですが、GMOとくとくBBの場合は端末発送月が始点となります。端末発送月の翌月が1ヵ月目となり、25ヵ月目が更新月です。

更新月についてはBBnaviにログインし、現在ご利用中のサービスのページを開くと掲載されています。

GMOとくとくBB WiMAXが一番いい？その理由や評判など調査した

@nifty

@niftyの更新月の数え方ですが、@niftyでは利用登録月が始点となり利用登録月と2年間(3年間)などになり契約期間満了月の翌月(25カ月目等)が契約更新月です。@niftyにログインすることで利用期間の照会が可能です。

Broad WiMAX

「Broad WiMAX」の更新月の数え方ですが、契約から25ヶ月目が更新月と定められています。

「Broad WiMAX」では2016年の11月から更新月のメール連絡がスタートしており、更新月の2ヶ月前より連絡が届くようになっています。

Broad WiMAXの違約金負担はほんと？口コミ・評判とは

WiMAXの解約金を軽減するたった3つの方法

WiMAXの解約金はかなり大きな負担となってしまいますが、この負担を軽減させる方法が3つ存在しています。解約金が発生してしまう解約を検討する場合にはこの3つの方法を上手く活かすことで大切です。

キャッシュバックを受け取ってから解約

解約金の負担を軽減させる方法1つ目は、「キャッシュバックを受け取ってから解約する」というものです。WiMAXは各社様々なキャンペーンを行っておりキャッシュバックキャンペーンも多いです。

キャッシュバックはある程度の継続期間が必要となりますが、キャッシュバックを受け取る前に解約してしまうのはもったいないです。

キャッシュバックを受け取ってから解約すれば、キャッシュバック分で解約金をある程度カバーできますので、解約金の負担もかなり軽減されるのではないでしょうか。場合によってはキャッシュバックで解約金を支払ってもお釣りが出るかもしれません。

解約金を負担してくれるプロバイダに変更

解約金の負担を軽減させる方法2つ目は、「解約金を負担してくれるプロバイダに変更」というものです。WiMAXは各社競争が激しく、乗り換えにかなり積極的なところが多いです。

すでにWiMAXを利用している人向けに、解約金を負担してくれるところも少なくありません。

サービスの不満などでWiMAXそのものは継続したいけどWiMAXのプロバイダーを変更しようと考えている場合には、このような解約金を負担してくれるサービスを活用すると実質解約金を無料にすることが出来るかもしれません。

もちろん、解約金を負担するには条件があり証明などを出さなければならないこともありますので、事前によく確認しておかなければならないでしょう。

他社乗り換えのキャッシュバックを利用して相殺

解約金の負担を軽減させる方法3つ目は、「他社乗り換えのキャッシュバックを利用して相殺」するです。

解約金を負担してくれるサービスを実施していなくても、他のWiMAXや光ファイバーなどの他社乗り換えの際にキャッシュバックをしているという場合には、ほとんど同様の効果があると言って良いでしょう。

この場合、実際にキャッシュバックを受けられるのは半年後程度になることが多いため、一定期間は解約金を支払ったままの状態になりますし、違約金の領収書や請求書のコピーが必要です。

ただし、高額キャッシュバックキャンペーンなども多いので、そういったものを利用すれば解約金を相殺することは十分可能となります。