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英会話を苦手だと考えている人は多くいます。しかし、年々増え続ける外国人旅行客も多く訪れており、外国人を街中で見かけることが増えてきている現状です。場合によっては英語で尋ねられて、道案内を求められることもあるでしょう。そのような際に使うことができる簡単な英会話を知っていると便利です。簡単な英会話フレーズや、英会話を学ぶことができる本を紹介します。

英会話で地図を見ながら道案内!例文を紹介

旅行客は、その土地に詳しくないため、道案内を依頼してくることもあります。しかし、英会話に慣れていない人にとっては、英語で話しかけられるということ自体がすでに緊張することです。

まずは、英語で何を尋ねられているのかがわからなければ話になりません。聞き取りができるようになる練習から始めることが重要ですが、やはり案内のための英会話もできなければ、会話にならないことも確かです。

そのような際にも、道を尋ねる代表的なフレーズと道案内をする際に必要となる最低限のフレーズを知っておけば、ある程度落ち着いて対応することができます。少なくとも、地図を覗き込みながら説明できる程度のフレーズを覚えておくと、パニックになることも少なくなるでしょう。

道案内の際に活用できるフレーズを例文とともに紹介するので、参考にすることをお勧めします。

go straight まっすぐ行く

道案内に使うことが多いフレーズとしては、 「go straight (まっすぐ行く)」をあげることができます。案内する目的の建物が目に見えている状況や、地図上で現在地から道なりに進めば目的の建物があれば、このフレーズを使うだけで道案内が完了です。

道案内のはじめのフレーズ、あるいは途中のフレーズとして使うことも多いので、とりあえずで使用する頻度がかなり高いフレーズです。簡単な単語でもあるので、覚えやすくもあります。

Go straight the street,and you’ll see the station.

「go straight (まっすぐ行く)」のフレーズを活用した例文としては

  • 「Go straight the street,and you’ll see the station.」をあげることができます。
    これは訳すると、「この道をまっすぐ行くと駅があります。」という意味になります。

「street」は「道」のことで、「see」は「見る」、「station」は「駅」のことを指しています。「you’ll」は「you will」の略であり、将来のことを指す言葉です。

より丁寧に翻訳すると「この道をまっすぐ行くと、あなたは駅を見つけるでしょう。」ということになります。目的地の「station」を変化させれば、それぞれの場所の道案内をすることが可能です。

Go straight this street, then turn left.

  • 「Go straight this street, then turn left. 」も例文のひとつとしてあげられます。これは「この道をまっすぐ行き、左に曲がります。」という意味です。

「turn」とは「向きを変える」という意味で「left」は「左」です。もしも、目的地が右に曲がった先にあるのならば「left」を右を示す「right」に変えるだけで伝えることができます。
道案内に代表となるフレーズなので、最低限覚えておくと、おおざっぱにでも道案内をすることができるようになります。

Turn right(left) at ~を右(左)に曲がる

「go straight(まっすぐ行く)」に次いで代表的なフレーズとしては

  • 「Turn right(left) at (~を右(左)に曲がる)」をあげることができます。目的地へ行くために、道を曲がる必要がある際には、目印となる建物などを「at」の後に続いて入れれば、わかりやすく道案内をすることができるフレーズです。

基本的に「at」の後には建物の種類を入れたり、地図上で指さしながら伝えることになります。「Turn right(left) at (~を右(左)に曲がる)」と「go straight(まっすぐ行く)」の二つを駆使すれば、簡単にでも道案内は可能です。

Turn right at the post office,~.

  • 「Turn right(left) at (~を右(左)に曲がる)」を使用した例文としては、「Turn right at the post office,~.」をあげることができます。これは「郵便局を右に曲がり、~」という意味です。

「post office」をほかの建物や目印に変更することによって、道案内のバリエーションを広げることができます。

Turn left at the hospital, and you’ll find the station.

  • ふたつ目の例文としては「Turn left at the hospital, and you’ll find the station.」をあげることができます。意味としては「病院を左に曲がると、駅があります。」です。

「hospital」は「病院」であり、「find」は「見つけ出す」という意味の単語なので、丁寧に言えば「病院のある場所を左に曲がることによって、駅を見つけることができるでしょう。」ということになります。

next to~ ~の隣に

よく使うフレーズには「next to~ (~の隣)」もあります。最終的に目的地がある建物の隣にあるものを指して、目印としてもらうフレーズです。

「~の隣にある建物が目的地です。」ということになります。~の部分には様々な建物の名称を入れたり、地図でそれを指し示しながら説明することが可能です。

It’s next to the supermarket.

「next to~ (~の隣)」を使う代表的な例文としては「It’s next to the supermarket.」をあげることができます。これは「スーパーマーケットの隣にあります。」という意味です。

「supermarket」はそのまま「スーパーマーケット」という意味です。

It’s next to the convenience store.

「It’s next to the convenience store. 」も例文となります。意味は「コンビニエンスストアの隣にあります」ということです。

「convenience store」のほかにも、様々な建物や目印を入れることができます。

英会話で道案内ができるようになる本4選!

英会話をすることができれば、外国人旅行者などに急に道案内を依頼されたとしても落ち着いて対応をすることができます。しかし、なかなか英会話スクールにまで通うほどの決意ができないという人は多いです。

そのような人には、身近なツールを使用して英会話を徐々に学んでいくことがおすすめです。英会話を学ぶことができるラジオやテレビ番組のほか、もっと手軽に学びたいのならば参考本を使用する方法もあります。

英会話の本の中でも、特に道案内に特化して特集した本もいくつもあります。そのような本の中から、特に参考になる本を4冊紹介します。
簡単なフレーズを例文とともに、またシチュエーションごとに教えてくれるので、参考にしてみるとよいかもしれません。

『外国人観光客の「Excuse me?」に応える英会話』

カン・アンドリュー・ハシモト著の池田書店発売、『外国人観光客の「Excuse me?」に応える英会話』 は、簡単な英会話を教えてくれる本です。街中で英語で話しかけられた時でも完璧に対応することができる簡単な単語やフレーズを使った英会話をイラスト付きでわかりやすく伝える内容となっています。

パート1には、観光地で外国人旅行客に道案内を頼まれたシチュエーションで、案内の仕方を教え、パート2では簡単な英語でのあいさつ、自己紹介の仕方、英語での簡単な注意方法を掲載しています。また、CD付録がついており、ネイティブスピーカーが日常的に話す自然なスピードで、耳を慣れさせていくことも可能です。

このほか、接客英語やお金の数え方、必要不可欠となる英語フレーズなどのお役立ち情報の付録もついているので、非常に役立つ一冊です。

『もう困らない!3語で伝わる英語で道案内』

牧野高吉著、主婦の友社出版の『もう困らない!3語で伝わる英語で道案内』も、おすすめの一冊です。単行本サイズのため、持ち運びもしやすく、暇な時を見つけて少しずつ英会話を学んでいくことができます。

道を聞かれたときに使うことができる便利なフレーズを厳選し、およそ30フレーズを紹介しています。「3語で伝わる」道案内から始まり、簡単に道案内をすることができることを指標としている内容です。

シチュエーションもわかるイラスト付き、使用例や関連フレーズも充実し、かつCDもついているので、実際の状況を想定しながら学ぶことができます。

『3語でできるおもてなし英会話』

カン・アンドリュー・ハシモト著、ディーエイチシー出版の『3語でできるおもてなし英会話』では、日本人の自慢であるおもてなしを英語で行うことができる内容です。今まで英語を本格的に学んだことがない人であっても、簡単な言葉、短いフレーズからできるおもてなし英語を紹介します。

ネイティブの人々が英語で話されてうれしいシチュエーションごとに、簡単なフレーズを紹介する内容です。また、おもてなし以外にもトラブル対応のためのフレーズ、日本の魅力を紹介する英文も紹介しています。

CD付きで、うれしい特典としてウェブのダウンロード特典があります。職種ごとに役立つフレーズを音声付でダウンロードできるほか、アニメ動画レッスンで、目と耳で体感しながら学ぶことが可能です。

『日本で外国人を見かけたら使いたい英語フレーズ困っている外国人観光客に声をかける最初の一言』

黒坂 真由子著、 カリン・シールズ著、 Colleen Sheils著、クロスメディアランゲージ出版の『日本で外国人を見かけたら使いたい英語フレーズ3000 困っている・迷っている外国人観光客に声をかける最初の一言』も英会話を学ぶ際におすすめの本です。

外国人から話かけられたときだけではなく、自分から話しかける勇気も出てくる内容となっています。
シチュエーションごとに使えるフレーズを紹介するほか、音声ファイルを無料でダウンロードすることができます。道案内にはじまり、災害時の対応など現代日本の状況に即したシチュエーションを紹介しているので、すぐに使える内容です。

英会話のフレーズ・例文を学ぼう!おすすめの音声付きフレーズ本を紹介

道案内の英会話で外国人をおもてなし!これで道を聞かれても怖くない

増え続けている外国人旅行客に話しかけれても、ろくな対応ができないということは多くの人に経験のあることです。英会話を学べば道案内もできるのですが、本格的に英会話を学ぶほどまとまった時間がとれない人もいます。

そのような人は、まずは簡単なすぐに使えるフレーズをいくつか覚えるとともに、英会話の本を使って学んでいくことがおすすめです。簡単な英会話ができれば、もう道を聞かれても怖くありません。
まずは手軽に学ぶことから初めて見るとやる気も出てきます。

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