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個人事業主として働いている場合、車や家を買う場合のローン審査に通るのかどうかと心配している人も多いでしょう。また、事業資金のためにビジネスローンを組みたいと考えている人も少なくありません。この記事では、個人事業主のローンについて詳しく解説します。審査や借り方、金利などについて見ていくので参考にしてみてください。
目次
個人事業主でローンを借りて車に使える?
車を持ちたいと考えている個人事業主も多いでしょう。しかし、個人事業主だと車のローンを組めないのではないか、審査が厳しいのではないかと悩んでいる人も多くいます。
結論からいうと、個人事業主であってもローンを組んで車を買うことは可能です。車のローンというとマイカーローンを思い浮かべる人が多いでしょうが、マイカーローンは個人事業主や自営業だと審査が厳しくなると言われています。
そのような場合には、事業主ローンやビジネスローンを使うといいでしょう。事業主ローンは無担保・無保証で借り入れすることができ、用途は自由となっていますから車の購入に使うことも可能です。
借り方・進め方
ビジネスローンで借り入れをする場合にはまず、申し込みをすることから始めます。多くの業者ではweb、電話、郵送といった申し込み方法がありますが、審査などを早く進めたい場合にはwebからの申し込むといいでしょう。
申し込み後審査を受けることになりますが、ビジネスローンの場合には本人確認の書類に加えて、確定申告書や事業内容確認書などの提出が求められますのであらかじめ準備しておくとスムーズでしょう。提出書類をもとにして審査が行われ、審査に通ることができたら契約、借り入れというながれになります。
ビジネスローンの場合には即日融資ということは難しく、早くても3日、平均すると1週間~2週間の審査期間が必要になりますので注意してください。
金利
気になるビジネスローンの金利について見ていきましょう。ビジネスローンは6.0%~18%と幅が広くなっています。
まず、どこから借りるのかによって金利は違ってくるのです。銀行系のビジネスローンなら6.0%~15%程度が相場になっています。
消費者金融系のビジネスローンの場合には金利は高めに設定されていて、上限金利が18%に設定されていることが多いでしょう。借りる金額によっても金利は変わり、50万円以下ということなら上限金利が適用されることがほとんどです。
高額の融資を受ける場合には金利は低くなります。
個人事業主でローンを借りて家に使える?
個人事業主が銀行系の住宅ローン審査に通ることは難しいと言われています。もちろん、審査に通ることも可能ですが審査内容は厳しくなっていますので、個人事業主で家を持ちたいと思うのならフラット35などを利用するといいでしょう。
フラット35は住宅金融支援機構が融資している住宅ローンで、銀行の住宅ローンよりも審査に通りやすいとされています。ビジネスローンを利用することも可能ですが、ビジネスローンの場合には融資額は最高でも1,000万円、多くは500万円程度ですので家のローンには不向きだと言えます。
借り方・進め方
フラット35を利用する場合には、取扱金融機関に借り入れの申し込みをします。申し込みをするには、納税証明書や確定申告書が必要ですので用意しておきましょう。
申し込みから審査終了までは1~2週間程度かかります。審査に通ることができれば、フラット35を利用して住宅ローンを組むことが可能になるのです。
金利の平均値、フラット35について
フラット35の場合には長期固定金利が適用されていて、金利が上がったり下がったりということがありません。平均金利としては、都市銀行でフラット35を利用した場合には1.468%程度になっていて、ネット銀行を利用した場合には1.290%が平均金利となっているのです。
個人事業主のローンの確定申告について
個人事業主の場合は、確定申告が必要になります。そのような時に、ローンをどのように扱えばいいのかわからないという人も多いでしょう。
事業向けローンやビジネスローンなどの場合には、確定申告の際に申告することになります。住宅ローンを組んだという場合には、住宅ローン控除を受けることができるので必ず確定申告をしましょう。
また、自宅を事務所として利用しているという場合には、経費としてローンの返済金を算入することも可能です。
確定申告の進め方
個人事業主の確定申告は、青色申告と白色申告に分かれています。青色申告は事前申告が必要な確定申告で、申請していない場合には白色申告になります。
事務所を構えて事業として行っているような場合には、青色申告をすることがほとんどでしょう。青色申告には1年分の帳簿が必要になります。
所得税青色申告決算書と確定申告書Bという書類を提出することになりますので、用意しておきましょう。個人事業主で収入が多いという場合には税理士に任せると便利です。
1月1日~12月31日までの期間の確定申告が必要で、翌年の2月16日~3月15日までに行う必要があるので、期間には気を付けましょう。
勘定科目・仕分け方
まず、ビジネスローンや事業主ローンに限らず融資を受けた場合の勘定科目は「借入金」となります。つまり、ビジネスローンは借入金として仕分けをしてください。
借入金には長期借入金と短期借入金がありますが、ビジネスローンの場合には短期借入金に仕分けするのが一般的でしょう。普通預金に入金されたという場合には、借方に「事業主貸○○万円」、貸方に「借入金○○万円」と記入することになります。
自宅を事務所として利用していて住宅ローンを組んでいた場合には、返済金を「家賃」として計上することができます。しかし、事務所に使っている分だけとなり、床面積によって家賃を算出することがほとんどです。
つまり、自宅の半分を利用していた場合には、返済金のうち半分を家賃として計上することになります。
個人事業主のローンで運転資金として融資を受ける場合
個人事業主向けのローンを車や家といったプライベートなことに利用するのではなく、事業の運転資金として利用したいという人も多いでしょう。そのような場合には、銀行系のビジネスローンと消費者金融系のビジネスローンがありますが、金利の面でみると銀行系の方がおすすめになっています。
ただし、個人事業主では借りることのできない銀行もあるので注意してください。
銀行から借りる場合
銀行から借りる場合にはまず、個人事業主にも融資をしているのか確認することが重要です。銀行によっては法人のみという場合もありますので、個人事業主にも融資しているのか調べてみましょう。
個人事業主への融資をしている銀行系ビジネスローンについて紹介していきます。
楽天銀行
楽天銀行は、通販大手の楽天が経営している銀行です。楽天銀行ではビジネスローンを展開していて、中小企業や個人事業主を対象にして融資をしています。楽天銀行で個人ビジネス口座、または法人ビジネス口座を開設することで申し込みが可能になります。融資額は100万~1億円までとなっており、非常に幅広いのが特徴でしょう。
楽天銀行のビジネスローンを利用するためには業歴3年以上が必要になりますから、始めたばかりの個人事業主は利用できません。また審査も厳しめだといわれていますので、長く事業をしている、業績などに問題のないという場合に申し込んでみるといいでしょう。年利は、固定・変動金利です
東京スター銀行
東京スター銀行は「スタービジネスローン」を展開しています。無担保保証人なしで借りることのできるビジネスローンで、個人事業主でも申し込みができるようになっています。
最大500万円までの借り入れが可能なので、事業資金としてもいいでしょう。審査期間は最短5日となっています。
年利は年利6.5%~14.5%と低めなのが特徴でしょう。
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