レストランで使える英会話フレーズ！基本フレーズを覚えるだけでOK！

海外のレストランを利用するなら、当然英語でお店のスタッフとコミュニケーションを取ることになります。しかし難しく考える必要はありません。基本的なフレーズさえ覚えておけばしっかり対応することができます。せっかくのレストラン、やり取りに気を取られて料理を楽しめなくては意味がありません。レストランを満喫するための基本フレーズをチェックしてみましょう。

レストランに電話で予約するときの英会話

行ってみたいお店を見つけたら、まずは電話で予約を取りましょう。観光客向けのパンフレットに記載されているお店は、やはり人気があって混んでいることが多いです。

飛び込みでは満席の可能性がありますし、そこからお店を探して歩き回るのも、海外では難しい場合があります。その点、予約しておけば入店をスムーズに行うことができるでしょう。

予約する際は、電話口で慌てないように時間や人数などの情報を頭に入れておきましょう。禁煙席やテーブル席、景色のいい席など、こちらの要望についても伝えておくと楽しい時間を過ごすことが可能です。

19時にテーブルを3人で予約したいのですが

英語では、基本的に17時や21時というような24時間表記は用いられないので、午前はa.m.、午後はp.m.を使って時間を表現することになります。

「I’d like to reserve a table for three at 7 p.m..」というような言い回しで希望の日時を伝えましょう。

今晩18時にテーブルを4人で予約したいのですが

「I’ d like to reserve a table for four at 6 p.m. tonight.」で「今晩18時に４人でテーブル席」という予約内容になります。

ただでさえ電話は苦手なのに、英語なんてと思う人もいるかもしれませんが、１つの文章で全ての情報を伝える必要はありません。

まず「I’d like to make a reservation.」で「予約したいのですが」と伝え、お店の人の誘導に従って人数や日時などの必要な情報を伝えるという方法もあります。

20時ならどうでしょうか？

希望の時間が取れないときは、「How about~?」の言い回しを使って他の日や時間帯に空きがないか問い合わせてみましょう。「How about 8 p.m.?」で「夜８時（20時）ならどうですか？」という意味になります。

仮に予約が取れなかったとしても、そこで電話をすぐ切ってしまうのはマナー違反です。「I see. Thanks, anyway.」で「そうですか分かりました」と伝えたり、「We will try some other day.」「また別の日にします」と言うようにしましょう。

レストランで注文するときの英会話

無事レストランに入店できたら、次は注文です。ここでも定番のフレーズを押さえて積極的に英語を使っていきましょう。

どうしても分からなくなってしまったときは、メニューを指さすなどしてお店の人とコミュニケーションを取れば大丈夫です。英会話ができなければ注文できない、ということはないので安心してレストランを楽しみましょう。

注文をお願いします

なかなかテーブルにウエイターが来てくれないときは、注文したいと伝えるようにしましょう。ただし大声で呼ぶのはマナー違反なので、手を挙げて気付いてもらうか、近くにいるお店の人に声をかけて注文を取ってもらうようにします。

「I’d like to order, please?」あるいは「I’m ready for order.」と伝えるようにします。

先に飲み物をいただけますか？

飲み物のオーダーについては、お店によってシステムが異なります。料理と一緒に注文する場合、持ってきてもらうタイミングについても伝えておくといいでしょう。
「Please bring the drinks before the meal.」と言えば、食前に飲み物を持ってきてもらえます。

日本では席に着くとお水やお茶が運ばれてくるのが当たり前ですが、海外ではお水が有料の場合も少なくありません。

また、単に水といっても炭酸水（sparkling water/soda water）と炭酸抜きの水（still water/water without gas）の２種類が存在するので、欲しい方を注文できるようにしておきましょう。

無料の水があるお店もありますが、その場合出てくるのは水道水（tap water）です。レストランで注文している人は少なく、また国によっては水道水が飲めないという場合もあるので、必ず出てくる訳ではないことを押さえておきましょう。

アイス・ラテをスモールサイズでお願いします

カフェでコーヒーを注文するときは、コーヒーの種類やサイズ、オプションなども伝えることになります。お店特有の言葉を使っていることも多いので、慌てず落ち着いて注文しましょう。

注文する際は「I’ll have a~」に続けて、サイズと種類を言います。アイス・ラテのスモールサイズを注文したい場合は「I’ll have a small iced latte.」となります。

レストランで会計をするときの英会話

日本ではレジ会計が一般的ですが、海外ではレジではなくそれぞれのテーブルで支払う方式が多いです。支払場所を探して財布を持ってウロウロしないようにしましょう。

大抵の場合は、食事が終わったタイミングでウエイターがお皿を下げに来てくれるので、そのときに会計を頼むといいでしょう。

会計をお願いします

まずテーブルの担当者に、勘定書を持ってきてもらいます。勘定書はアメリカ英語では「check」、イギリス英語では「bill」となります。

「Can I have the check, please.」で「お会計をお願いします」という意味になります。「Check, please.」でも通じるのでお会計をお願いしましょう。

勘定をひとつにまとめてください

複数人でレストランを利用し、会計を一緒にしたいときは「Can we pay together?」というフレーズを使います。複数のテーブルに分かれて食事をしたときなども使えるので、覚えておきましょう。

カードで支払いたいです

海外旅行で便利なクレジットカード。利用するときは「I’d like to pay by credit card.」あるいは「Do you accept credit cards?」と伝えます。

もはや海外旅行の必需品ともいえるクレジットカードですが、全てのお店で当たり前に使える訳ではありません。

持ち合わせがなくて払えない、といった事態を避けるためにも、予めクレジットカードが使えるか確認しておくのが安心です。

トラベラーズチェックで支払えますか？

支払いにトラベラーズチェックを使いたいときは「Can I pay by traveler’s check?」あるいは「Do you accept traveler’s check?」というフレーズを使います。クレジットカードと同じく、使用できるかどうか事前に確認しておくといいでしょう。

レストランで接客をするときの英会話

自分が海外に行くときだけが英会話の出番ではありません。もし飲食店で働いているなら、外国のお客様がやって来る可能性もゼロではないのです。

やって来るのが日本語堪能なお客様ばかりとは限りません。食事を楽しんでもらうためには、お店の側にも準備が必要です。

「英語で接客」というと難しく感じてしまいますが、店内でお客様にかける言葉というのは案外バリエーションが少ないもの。基本的なフレーズを知っておくだけでもずいぶん違うので、積極的に挑戦してみましょう。

何名様ですか？

お客様がお店に入ってきたら、まずは「Good afternoon.」あるいは「Goodevening.」と明るく挨拶。次に「How many people?」で人数を確認しましょう。

ご案内します

人数が確認できたら、席に案内します。「Come with me.」あるいは「Please come this way.」というフレーズを使って誘導しましょう。

お客様を席に案内したら、確認の意味を込めて「Here’ s your table. Is this O.K.?」と添えるといいでしょう。「こちらのお席でよろしいですか？」という意味になります。

メニューをどうぞ

メニューをすすめるときは「Here are the menus.」というフレーズを使います。これはメニューが複数ある場合の言い方で、メニューが１つだけの場合は「Here’s the menu.」となります。

ご注文を伺います

注文を取るときは「May I take your order?」と言います。

ほかに何かございますか？

飲み物を持ってくるタイミングや調理方法など、メニューに記載されていないことをお客さんが望んでいることも多いものです。

注文を取り終えたら最後に「他に何かございますか？」を意味する「Anything else?」と付け加えてお客様の希望を引き出しましょう。

簡単な英会話フレーズを覚えておけば海外のレストランでも安心！

海外のレストランは敷居が高い、と感じてしまうものですが、店内で使う言葉というのはある程度決まっているものです。つまり基本的なフレーズさえ押さえておけば、安心して料理を満喫することができます。

基本フレーズを覚えることができたら、お品書きを読んだりお勧めを聞いたりするなど、レストランで使う英語をステップアップさせていきましょう。そうすることで、更に海外のレストランを楽しむことができるようになります。