お正月といえばおせちですよね。少し前はおせち手作りが主流でしたが、現在は高島屋や匠本舗で行われているおせち通販を利用する人も多いのではないでしょうか。おせち通販では、オーソドックスなものからローストビーフやカニが入った華やかなものまで様々なおせちが売られています。お手軽ですが、手作りのほうが予算は抑えられるかもしれません。この記事では、手作りでおせちを作る場合のレシピと予算を紹介していきます。

おせちの手作り簡単料理を知ろう!

おせちが重箱に詰められているのは、めでたさを重ねるという意味があります。段や料理にもそれぞれ特別な意味が込められています。

おせちといえば和食ですが、昆布巻や数の子は若い世代にはあまり人気がありません。食時の欧米化が進んでいるなか、日本文化の1つであるおせちが風化せず生き残るためには従来のおせちを洋風にアレンジし、多くの人が楽しめる新しいおせちを作り出す必要があります。

そのため、和風料理と洋風料理の2種類のおせちレシピを紹介していきます。

和風料理

おせちといえばどんな料理を思い浮かべますか。多くの人がすぐに思いつくのが黒豆や栗きんとんといった甘い味付けの料理です。

もともと、お酒が飲めない子供向けに入れられている料理ですが、今も変わらず老若男女に人気があるおせちの主要メンバーといえます。

黒豆を煮る時間や、栗を裏ごしする手間を考えると、家で作るには大変なイメージがあるかもしれませんが、思ったよりも簡単に作ることができます。なおかつ人気でたくさん消費されるので手作りにはおすすめの料理です。

重曹なし!黒豆の煮方

黒豆には「まめに暮らせますように」という願いがこめられています。おせちの黒豆づくりは、乾燥した黒豆を戻すところから始まるので時間はかかりますが、放置しておく時間が長いので他の家事の合間に作ることができます。

材料は黒豆250g、砂糖250g、醤油小さじ1です。甘すぎるようなら砂糖の量は調節してください。
まずは、乾燥している黒豆を戻します。黒豆を洗った後、鍋の中に黒豆の6倍の水(1500cc)と一緒に入れて9時間放置します。

戻した後は、戻し汁はそのままに黒豆と同量の砂糖250gをいれ、蓋をして中火で10分間煮ます。湧いてきたら、アクをとり再び蓋をして弱火で吹きこぼれないように3~4時間火にかけます。

黒豆が十分柔らかくなったことを確認したあと、しょうゆを加え、鍋のままキッチンペーパーをかぶせて空気に触れないように冷まします。一日、冷蔵庫にいれ、煮汁と黒豆が馴染めば完成です。

寝ている間に黒豆を戻したり、弱火で煮ている間に別の家事をしたり、待っている時間を有効活用すれば、手順自体はシンプルなので簡単に作ることができます。

オレンジジュースで!ほのかな酸味の栗きんとん

栗きんとんは、「お金がたまりますように」という願いがこめられています。昔は栗の甘露煮から作る必要があり作るのは一苦労でしたが、今は市販のものが簡単に手に入るので活用しましょう。

また、小判のような鮮やかな黄色をだすために、クチナシの実が必要でしたが、栗きんとんしか使い道がわからないので買うのはもったいないと感じていた人もいるでしょう。実は、クチナシの実はオレンジジュースで代用することが可能です。

オレンジジュースの酸味が加わったさわやかな栗きんとんに仕上がります。材料は、サツマイモ1本、100%オレンジジュース350ml、栗の甘露煮好きなだけ、砂糖大さじ2、塩少々です。

まず、サツマイモの皮をむき、3cm角にカットして15分水につけておきます。その後、耐熱容器にオレンジジュースとサツマイモをいれて電子レンジで500W10分チンします。

オレンジジュースはサツマイモが全部浸るまでいれるので、大きさによって必要量が前後します。サツマイモを取り出し、砂糖と塩で味を調整しながら滑らかになるまで先ほどチンしたオレンジジュースを加えて、ペースト状にしていきます。
そこに、半分にカットした栗の甘露煮を加えて完成です。一般的なものとは少し味が違いますが、さっぱりとした栗きんとんになります。

酸味が苦手だという人で、クチナシの実なしできれいな黄色に仕上げたい場合は、予算は上がりますが金時や安納芋などもともと黄色が強いサツマイモを使用してください。

洋風料理

食の欧米化が進む中、おせちは豪華なものというよりも地味なものという印象が強くなってしまいました。子どもも喜ぶ豪華なおせちを作るためには、従来のおせち料理を洋風にアレンジする必要があります。
みんながおいしく食べられる簡単洋風レシピを紹介します。

みんな大好き!エビのマヨ焼き

材料は、エビ、マヨネーズのみです。まず、エビの背ワタをとり、開きます。
焦げないようにしっぽにアルミをまいてマヨネーズをのせ、オーブントースターで色がつくまで焼けば完成です。簡単で彩りも鮮やかなうえに、子どもウケもいいエビとマヨネーズの組み合わせです。

キャラメルナッツ田作り

おせちには必ず入っている田作りの洋風アレンジです。甘じょっぱい味わいで子どものおやつにも大人のおつまみにもなります。
材料は、片口いわし、ミックスナッツ、キャラメル 、牛乳 、醤油です。片口イワシとミックスナッツをフライパンで焦げないようにから煎りします。
キャラメルと牛乳は耐熱容器にいれレンジでチンします。フライパンにキャラメルソースをいれ合わせたら完成です。

おせちの手作り料理でおしゃれなものってある?

おせちの魅力は、普段の食卓にはないような色とりどりな食材の鮮やかさです。せっかく手作りするのならおしゃれでセンスのいいおせちに仕上げたくありませんか。
味はもちろん、見た目もおしゃれなおせちにぴったりの料理を紹介していきます。

和風料理だとどういうもの?

和食は、全体的に茶色であまり色味のない料理が多いです。それはそれでおいしいけれど、華やかさには欠けてしまうという印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、和食にも食材の色味を活かしたおしゃれなおせち料理がたくさんあります。

かまぼこの飾り切り

おせちの中でも鮮やかなピンクと白のかまぼこはそのまま入れるのではなく、飾り切りをしてウサギやお花などを模すと、重箱の中身をとても華やかでかわいい印象にしてくれます。かまぼこを薄く切り二枚重ねてまくだけでバラの花を作ることができますし、ほかにも普段通りの厚さに切り、ピンクの部分をカットすればウサギを作ることができます。

柚子タコ

柚子の皮を器にすることで、柚子の黄色とタコの赤のコントラストが抜群の料理です。柚子の上部分をカットし中身をくりぬいた中に酢だこをいれれば完成です。

柚子の器になますを入れるのは有名ですが、色の鮮やかさなら赤いタコのほうがきれいにでます。柚子の香りがほのかにするさわやかな酢だこになります。

洋風料理だとどのようなもの?

洋風料理のほうが色味は出しやすいです。また、おせちのメインを張れる料理が作りやすいので肉でも魚でも豪華で華やかなおせちを完成させることができます。
肉は茶色でおしゃれとは言えないかもしれませんが、アレンジ次第で鮮やかな一品になります。

洋風厚焼き玉子

材料は、パプリカ(赤・黄)各1つ、パセリ少々、卵6個、塩少々、オリーブオイル適量です。まずパプリカを細切りに、パセリをみじん切りにします。

卵はボウルで溶き、塩で味を調えてからパブリカとパセリを加えて混ぜ合わせます。オーブン用の型にオリーブオイルを塗ってから流しいれ焼きます。
冷めたらお重に合う形に切って断面が見えるように詰めれば完成です。

おせちの手作りで予算・費用はどれくらい

おせち手作りの場合、だいたい予算は1万~2万円の家が多いです。お正月は奮発していいものを食べようと考える人もいるので、高島屋や匠本舗のおせち通販より高くつく場合もあります。
費用は中身に何を詰めるかや家族の人数によって変わりますが、通販で頼んで食べられなくて残してしまうというリスクは減ります。

おせちを手作りするときいつから準備する?

おせち手作りの場合、早い人は11月から準備を始めます。なぜなら年末に近づくにつれ材料の値段が高くなっていくからです。

クリスマスの2週間前くらいから準備するのが基本

ただ、多くの人はクリスマスの2週間前くらいから準備を始めます。もしより安く材料費を抑えたいのなら早めに計画をたてて、必要なものを買い揃えて冷凍保存しておきましょう。
また、作る順番も日持ちするものから順番に作っていってください。ちなみにおせちの中では田作りが長持ちします。

通販で、おせち料理を済ませたいという方はこちらをチェックして見てください。

おせちを手作りすると冷凍で大丈夫?

おせち通販で頼むと冷凍のおせちが届きます。つまり多くのおせち料理は冷凍可能です。

ただ、汁気の多いものは重箱にはつめずに別容器で冷凍してください。また、解凍する時は電子レンジや常温解凍ではなく、冷蔵庫に移して低温解凍してください。
そのほうが味や見た目をきれいに保つことができます。

黒豆は冷凍していい?

黒豆も冷凍保存可能です。ただし、いくつか注意点があります。
まず、煮汁と煮豆を別々に保存してください。別々にしたほうが冷凍庫の中でかさばらないですし、煮汁がこぼれる心配もありません。

また、一回で食べきれる量を小分けに冷凍することもおいしく保つためには必要です。黒豆は冷凍で約1か月保存可能です。
解凍するときは低温解凍してください。