「英会話をマスターしたいけど、何から手をつけたらよいのかわからない」と悩んでいる人も少なくありません。そういった人にために、この記事では英会話を学ぶのにおすすめの本を紹介していきます。初心者とビジネスレベルでは勉強の仕方も異なってきます。自分のレベルや目的に合った1冊を見つけて、どんどん英会話を上達させてください。

英会話で初心者におすすめの本

英会話の初心者は、まず最低限の語彙力を固めることが必要です。少しでも「自分は英語があまり得意ではない」と思うのであれば、必ず基礎レベルから始めることが大切です。ここでは単語集をはじめとした、英語学習の定番ともいえる3冊を紹介します。

キクタン

アルクの「キクタン」シリーズは、受験勉強でもおなじみの英単語集です。レベル別に4種類が用意されており、初心者レベルから超難関レベルまで対応しているという特徴があります。全くの英語初学者や英語に苦手意識がある人は「【Entry】2000」から始めましょう。これで中学校の内容を復習できます。次のレベルは「【Basic】4000」です。中堅大学や大学センター試験までの語彙がマスターできます。日常レベルの英会話を目指す場合なら、単語集はいったんここまでのレベル十分といえます。

本格的に英会話をマスターしたいという人には、「【Advance】6000」というさらに上のレベルが用意されています。偏差値60以上(ベネッセ・進研模試は70以上)の大学受験を目指す内容となっているので、それなりの覚悟は必要です。それでも物足りないという人は「【Super】12000」に挑戦してみましょう。これをマスターすれば、東大・京大・早慶レベルの受験ですら語彙力不足を感じることがほとんどなくなるというレベルに到達します。

Duo3.0

アイシーピーの「Duo3.0」も大学受験で定番となっている単語集ですが、受験基礎レベルの英単語を習得していることが前提となっているので注意が必要です。つまり、中堅大学・センター試験程度の語彙は習得していないと難しすぎる内容ということです。場合によっては例文が読めないということにもなりかねません。しかし、内容は非常に充実しており、本格的に英語をマスターしたい人にとっては非常に有益な参考書といえます。

米国大学教授などのネイティブによって監修された例文なども定評があり、「実際に使える」英単語集です。会話形式の例文になっているなど、工夫された作りもDUO3.0の大きな特徴です。マスターすれば、東大・京大・早慶レベルの英文や、英検準一級、TOEICスコア750程度を狙うことが可能になります。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

ベレ出版「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、単語などの暗記学習と異なり「アウトプット中心」という特徴を持つ英語学習参考書(問題集)です。「英語単語は覚えたけど全く話せない」という人に向いており、基礎的なトレーニングから始めることができます。

「英作文」というタイトルですが、「英会話」を鍛えるのにも大変に有効な内容になっています。非常に基本的なレベルの日本語の文章を英語に置き換えるという形式ですが、「読む」練習ばかり行ってきた人は、例えTOEICが800点を超えていようとも、かなり苦戦する内容です。逆にいえば、この本を何度も繰り返してマスターすると最低限の会話ができるようになります。単語も基礎的なものばかりなので、「大学受験レベルの単語は無理」という人でもすんなり入っていくことができます。

英会話でおすすめの本。ビジネス編

ビジネスでの英会話は、日常会話とは異なる作法が求められます。もちろん、それなりのレベルの語彙も要求され、マスターするのは簡単とはいえません。しかし、良質な参考書で勉強すれば学習効率を大幅にアップさせることが可能です。ここではおすすめの2冊を紹介していきます。

英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方 単行本 – 2004/9/22

研究社の「英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方」は、タイトルの通り実践的なビジネスレターやEメールの教材ですが、ビジネス英会話を上達させるのにも大変に参考になる内容です。練りこまれた例文とわかりやすい解説が特徴で、辞書がなくても理解できる構成になっています。

イギリス式とアメリカ式の違いなども解説されており、「国際的に活躍するビジネスマンになりたい」という人に役立つコンテンツが盛り沢山です。単語力に自信がない人がこの本を読んでビジネス英単語を身につける、という使い方もできます。

会話もメールも英語は3語で伝わります

ダイヤモンド社の「会話もメールも英語は3語で伝わります」は、「主語・動詞・目的語(SVO)」のみで会話を伝えるという斬新な方法を提唱したことで話題になった本です。ネイティブではない人を対象に、シンプルで伝わりやすい構成・表現で英語を話すことを推奨しています。売上は英語の学習書としては異例の20万部を突破しており、多くの人がこの方法で成功体験をしています。この本の内容が著者のビジネス経験から生まれたものであるため、すぐにビジネスの現場で実践できるという強みがあります。

英会話でおすすめの本。旅行編

「海外旅行を楽しむために英会話を学びたい」という人が少なくありません。海外の人と直接コミュケーションを取ることができれば、旅行の楽しさが何倍にもふくらみます。ここでは、旅行で使える英会話を簡単にマスターできる教材を紹介します。

相手が話す英語もCDに収録! 海外旅行ひとこと英会話CD-BOOK

主婦の友社の「相手が話す英語もCDに収録! 海外旅行ひとこと英会話CD-BOOK」は、旅行で便利に使えるフレーズが納められたCDブックです。自分で話すフレーズだけでなく、相手のセリフも入った「会話形式」であることが特徴です。そのため、ヒアリングとスピーキングの両方を一度に学ぶことが可能です。

内容も平易であるため、英会話初心者でも十分に理解することができますが、ホテルや大きなレストランでは十分に通用する内容です。

NHK CD BOOK おとなの基礎英語 100のフレーズで話せる英会話

NHK出版の「NHK CD BOOK おとなの基礎英語 100のフレーズで話せる英会話」は、テキストとCDがセットになった英会話教材です。英会話のテレビ番組「おとなの基礎英語」の内容を凝縮して1冊にまとめてあります。

実践的ながら中学校程度の英単語レベルでも理解できる内容になっているため、英語に苦手意識がある人でも楽しく学習を進めることができます。会話の舞台となるのはアメリカやイギリスではなく、シンガポール・香港・タイという日本から行きやすい人気観光地であることも大きな特徴です。

英会話でおすすめの本。留学編

留学での英会話となると、扱われる内容は生活全般にわたります。そのため、旅行などに比べるとかなり難易度が上がります。しかし、最低限のフレーズを押さえておけば十分に通用するため、過度に心配する必要はありません。いきなり完璧に会話をこなそうと考えず、基本的な内容からマスターしていくことが上達への早道です。

今日から使える! 留学&ホームステイのための英会話

アルクの「今日から使える! 留学&ホームステイのための英会話」は、「税関」や「ステイ先の家庭」、「学校」などシチュエーション別の会話を学べることが大きな特徴です。特に日本のことを英語で紹介する内容などが充実しており、ホストファミリーとの会話でも非常に役立つ内容です。また、出発前の準備やステイ先での心がけ、安全についての心がけなど、実践的な解説も充実しています。はじめての留学やホームステイでも、安心して日本を出発することできます。