ボタンを押すだけで簡単に、冷たいお水から熱いお湯まで出てくるウォーターサーバー。病院や、施設などに設置されていましたが、家庭用のレンタルウォーターサーバーも人気です。インテリアとしてもいい物や狭い所に設置できる物など、いろいろなタイプが出ています。料金も、各メーカーが工夫を凝らしています。生活をより快適なものに変えてくれる、ウォーターサーバーのメリットとデメリットについて説明していきます。

レンタルのウォーターサーバーのメリット

冷水・温水の両方が使える

ウォーターサーバーのメリットは、なんといっても冷水と温水の両方が簡単に使えることです。ボタンを押すだけで、5~12℃程度のよく冷えたお水と、80~90℃程度の熱いお湯がいつでも出てきます。

お水はそのまま飲むことができますし、お湯はコーヒーやお茶をすぐに淹れることができます。そして、ウォーターサーバー自体のレンタル料金が無料のところが多いのも、家計にとってメリットです。

水道料金が安い

飲み水はもちろん、料理に使うお水もウォーターサーバーから取ったりするので、今までよりも水道水を使う機会が減り、水道料金を低く抑えることができます。ミネラルウォーターを、定期的に購入して使っているようなご家庭では、特にメリットを感じるでしょう。
逆に、せっかくウォーターサーバーがあるのに、水道水をよく使うご家庭はメリットは感じないかもしれません。

ガス料金が安い

ウォーターサーバーは、温水を出すこともできますので、コーヒーやお茶を淹れるときに、その都度お湯を沸かすことがなくなります。もうこまめにお湯を沸かす手間がかかりません。

お湯を沸かす機会が減るということは、ガスを使う機会も減りガス料金を低く抑えることにつながります。オール電化にしているところは、電気代が抑えられます。

赤ちゃんのミルクなどすぐ作れる

この冷水と温水が出る機能が一番重宝されるのは、赤ちゃんのいるご家庭ではないでしょうか。赤ちゃんのミルクを作る際にも、簡単に温水と冷水を混ぜて適温にすることができます。

特に、赤ちゃんがいるご家庭は、何かと忙しいですからひとつでも手間が省けると、非常にメリットに感じることでしょう。

災害があった時に使える

ウォーターサーバーは、災害時の備えにも役立ちます。最低でも3日分の水と食料が必要といわれていますが、それを実践できているご家庭は少ないのではないでしょうか。

特に、飲料水は、災害時に貴重なものになります。水道が止まってしまえば、混乱した状況で、安全に飲むことができるお水を手に入れることが難しくなるからです。

1人3Lの計算で、4人家族のご家庭であれば1日12L、3日分というと36Lです。2Lのペットボトルに換算すれば18本もの量になります。

そんなときウォーターサーバーは強い味方になります。水道が止まってもウォーターサーバーは使うことができます
また、1本のボトルの容量は、大体12L程度なので、2Lのペットボトルを大量に備蓄するよりも、比較的楽に備蓄できるのではないでしょうか。

天然水で水道より美味しい

日本の水道水の品質は非常に優れており、安全な水をいつも使うことができます。しかし、地域やマンションなどによっては、残留塩素や水道管のサビなどが混ざってしまうケースもあります。

ウォーターサーバーの水は、ナチュラルミネラルウォーターとRO水を使用しているメーカーがあるようです。RO水とは、逆浸透膜を通して、水に含まれる不純物やミネラルを取り除いた水のことで、ナチュラルミネラルウォーターとは、化学処理の行われていない地下水で、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的、科学的な処理をしていない天然のミネラルが溶け込んでいる水のことです。

もちろん、きちんと品質管理も行われているので水道水よりも、より安全でより美味しいお水を飲むことができます。

ペッドボトルの箱のように運ばなくて良い

人数の多いご家庭や女性・高齢者に、特にメリットになるのは、定期的にウォーターサーバーのお水を自宅まで届けてもらえるところです。重たいペットボトルのお水を持って帰るというのは、かなりの重労働です。

そんな大変な思いをもうしなくてよいのです。また、定期的に決まった本数を届けてくれるので、買い忘れを防ぐことができます。

2レンタルのウォーターサーバーのデメリット

ウォーターサーバーのデメリットに関しても説明しておきます。まずは、設置する場所が必要になるということです。
なるべく平らで丈夫な場所に置くように求められます。もちろん、場所をあまりとらないスマートな作りのものや卓上タイプもありますが、設置場所は考えなければなりません。

また、ウォーターサーバーに設置するボトルは、どこのメーカーも12L程度のものが多いようです。自宅までボトルを届けてくれても、設置は自分でしなければなりませんので、この作業はひと苦労です。

女性や高齢の方はなるべく避けたほうがよいが設置してくれる

かなりの重さですので、女性や高齢の方はなるべく避けたほうがよいでしょう。ただし、メーカーによっては半分程度のサイズのものや、浄水器タイプで自分で水道水をウォーターサーバーに補充するものもあります。
そして、一番大きいのがコストの問題です。ウォーターサーバー自体のレンタル料金は無料のところが多いですが、お水の料金はかかってきます。

スーパーやディスカウントストアでは、2Lのミネラルウォーターが100円程度と、とても安く売られています。ウォーターサーバーのお水は、それぞれ料金システムも料金もばらばらです。

ただし、ペットボトルを冷やすための電気料金や、家までの重い物を運ぶ手間を考えると、一概にデメリットとは言いづらいところもあります。

電気料金がかかる

ウォーターサーバーのデメリットとしては、ランニングコストとして電気料金があげられます。エコモードが搭載された種類のものも出ていますが、それでも電気を使うことには変わりありません。

ただ、先ほどのガス料金のところで説明しましたが、オール電化にしているところは、ウォーターサーバーの設置で電気料金が下がる部分もあります。ペットボトルのお水を使う場合には、それを冷蔵庫で冷やさなければなりませんので、その分の電気料金もかかってしまいます。

ウォーターサーバーを使っていれば、冷蔵庫の開け閉めの回数も減るので、その分冷蔵庫内の温度が保たれ電気料金的には安くなります。以上のことから、電気料金に関しては必ずしもデメリットになるわけではないようです。

オフィスでウォーターサーバーを利用するメリット

オフィス内でウォーターサーバーを利用すれば、こまめな水分補給がしやすくなります。厚生労働省の発表によれば、1日に体から失われる水の量は2.5Lほどになるそうです。

食事などから摂取する水分を考慮しても、1日に約1.2Lは水分を補給する必要があります。水分不足が慢性的に続けば、集中力の低下を引き起こします。

そうすれば、仕事の効率にも悪影響がでることでしょう。それを防ぐためにも、ウォーターサーバーをオフィスで利用することは大きなメリットになるでしょう。
また、お客さまのお茶出しもスピーディーに行うことができ、その都度、お湯を沸かす必要もなくなります。

社員が飲み物を買う時間がかからない

オフィス内に、ウォーターサーバーが設置してあれば、簡単にお水を飲むことができ、わざわざ外に飲み物を買いに行かなくてもよくなります。買い物に行っている間に、電話がかかってくる、来客が来るなどがあった場合に、社内に残っている人間がその対応をするという手間も増えてしまいます。

オフィス内にウォーターサーバーを設置することは、かなり時間的な節約にもなり、仕事の効率も上がるという相乗効果が生まれます。

社員が飲み物の金額がかからない

ウォーターサーバーがあれば、社員の方はお金を出して飲み物を買わなくてもよくなります。これは社員にとっては、経済的にとてもうれしいことです。
水分の補給を我慢しないで行うことができ、夏季などは室内でも引き起こされる熱中症などの対策にもなります。社員の健康管理にも役立つわけです。