話題がなくて会話が続かない？オンライン英会話のフリートークで困らない方法とは

オンライン英会話のレッスンでフリートークがある場合が多いでしょう。せっかく英語のトレーニングをする良い機会を得られているというのに、話が続かなくて無駄に終わってしまうのを悩んでいる人もいるはずです。どのようにしたらフリートークで困らなくなるのでしょうか。基本的な考え方から具体的な方法まで把握しておきましょう。

英会話で話題が続かない原因とは？

まずオンライン英会話のフリートークで話題が続かない原因を探ってみましょう。うまく話が続かない人は何が原因なのでしょうか。

相手の質問に答えるだけになっている

話が続かない原因は自分が主体的に会話をしていないからだということがよくあります。相手の質問にイエス、ノーといった簡単な返事で答えるだけで、キャッチボールになっていないと話題が続きません。

答えるだけになっていると自分から話題を振ることもなくフリートークの時間が無駄に過ぎていくと感じてしまうでしょう。

相手の質問をうまく活用して次の話題につなげようにも、相手の方が話すのが達者だと躊躇してしまうというのが原因のこともあります。

会話をしようにも英語が出てこない

実は話題にしたいことはたくさんあるのだけれど話せないのが原因ということもあります。英語が出てこなくて言いたいことを英語にできずに困っている人もいるでしょう。

ただ、この問題は単純に英語力が不足しているから起こっているとは限りません。実は意識の持ち方でまるで違うこともあるので、具体的なケースを元に考えてみましょう。

英会話に慣れていず緊張してしまう

緊張が原因で英語が出てこないというのはよくあるパターンです。まだ英会話をするのに慣れていない頃に、これから英語でフリートークだと気合を入れ過ぎてしまって緊張する人は大勢います。

また、相手が外国人の場合にはそれだけで緊張してしまう人もいるでしょう。ネイティブスピーカーともなるとさらに緊張して言葉が出なくなってしまいがちです。

ただ会話をするだけだと考えて、出来るだけリラックスしてフリートークに臨めば問題はありません。これが原因の場合には場数を踏むだけでもだんだんと緊張が解れてきて、自然に英語が出てくるようになります。

文法の間違いを気にしすぎている

日本人に多い英会話ができないパターンとして文法を気にかけ過ぎているということも典型的です。英文法をしっかりと教わり、間違ってはならないという教育を受け過ぎてしまった弊害とも言えるでしょう。

一言何かを言いたいと思ったときに、主述の関係は合っているか、前置詞はこれで間違っていないかと細かく気にし過ぎてしまうのです。当然ながら次の一言を言うまでにかなり時間がかかってしまうのでリズムよく会話をすることができません。

そうこうしているうちに相手が次の話を始めてしまうでしょう。会話は文法が多少間違っていてもできるという意識を持ち、まずは言いたいことを口にしてみるように心がけるのが対策です。

相手に対する興味がない

話題作りに困ってしまう原因として相手に対する興味がないケースもしばしばあります。このような場合にはどのような対策を考えられるのでしょうか。

日本語で会話が続かない人は英語でも同じ！

全然波長が合わなくて興味を持てない相手では日本語でも話が続かなくて魔が悪い思いをすることもあるでしょう。相手に興味がない場合にはどんな言語を使っていようが同じことで、会話が続かないのは当然のことです。

自己紹介を聞いてみたり、少し話をしてみたりして自分とは合わないという人と会話をすることになってしまったら、必然だから仕方ないと諦めるのも良いでしょう。ただ、対策を立てることはできるので、せっかくのフリートークの時間を無駄にしないように努力するのも大切です。

その努力が色々な人との会話力を身に付けることにつながります。

まずは相手に対する興味を持つことから始めよう

どんなに興味を持ちにくい相手であっても自分から積極的に興味を持つ努力をしてみましょう。相手の良いところはどこかという視点を持って話を聞いてみるのが効果的です。

意識的にプラス面をみるようにすれば良い人だと思えるようになることもあります。相手がどれだけ魅力的な人かを探ってみようという気持ちを持ち、一つでも共通の興味が見つかれば話は弾んでいきます。

このようなポジティブな姿勢を持つことこそが会話を長続きさせるための基本です。

英会話の話題作りの方法とは？

実際にフリートークで話題作りをするときにはどのような方法があるのでしょうか。何もないところから突然話題が出てくるわけではないので、会話の切り口を考えることが最も重要になります。

どんな切り口がオンライン英会話では有用なのでしょうか。

相手の自己紹介の内容から話題を作る

オンライン英会話では相手と違いに自己紹介をするのが一般的です。フリートークの最初は自分の名前や英語歴、趣味や特技などを紹介することが多いでしょう。

その内容を切り口にすれば話題を作るのはそれほど難しくはありません。

もっと詳しく知りたいことを質問する

自己紹介で相手が話題に挙げた内容の中から、もっと知りたいと思うことがあったら率直に質問してみましょう。例えば、登山が趣味だと言っていたら、どんな山に登るのか、国内の山だけでなく海外の山にも登るのかといった形で様々な切り口で話題を広げることができます。

エンジニアだと言っていたら、パソコンは得意なのかと聞いてみても良いでしょう。プログラミングが得意でこんなものを作っているといった話に広がったり、実はパソコンは苦手だけどエンジニアをしているといった意外な話題展開になるかもしれません。

自分が興味を持ったことを話題にすれば相手の返答にもまた知りたいことがたくさんあり、次々に質問が出てくるでしょう。

自分との共通点を探してみる

自己紹介を聞いてみて特別にこれといった質問のポイントが見つからなかったら、自分との共通点を探してみましょう。趣味や特技で似ているものがあったら話題にすると話が弾みます。

また、話をした印象で性格的に似ているところがあるのではないかと思ったら、そんな性格ではないかと聞いてみても良いでしょう。それに関わるエピソードなどを互いに語り合うと話が展開していきます。

共通点が見つからないときにも真逆なところを探して指摘してみると色々な議論ができて楽しい時間を過ごせるでしょう。

最近のニュースを話題にする

正直なところ自己紹介からでは特に話題作りができそうもないというケースもあります。そのときに使いやすい話題としてニュースを取り上げてみましょう。

最近話題になったニュースであれば多かれ少なかれ相手も知っています。自分から切り出したニュースなら自分はある程度の興味を持っているでしょう。

相手がもっと詳しく知りたいと言い始めたり、実はずっとそのニュースに詳しくて語ってくれたりする可能性があります。ニュースを切り口にして相手が何に興味関心を持っているかを探ることもでき、それが話題作りの切り口になる可能性もあるでしょう。

休暇の予定を話題にする

ゴールデンウィークや年末年始などの休暇の時期が近づいているときには英会話の話題にすると話が弾みます。三連休程度の休みでも良いので、次の休暇はどんな予定があるのかと質問してみましょう。

旅行計画などがある場合にはその内容を切り口にして興味のあることを質問していけば会話が続きます。休みは家にいるというのなら、どんな過ごし方をするのかとさらに質問をしていっても良いでしょう。

自分の予定を話すこともできるので、話題としてはかなり長続きさせやすいものです。

日本語で会話が続けられる人なら大丈夫！後は練習あるのみ

英会話が続かないという人はもともと日本語でも話すのが苦手な人もいます。そういう場合には話題作りの工夫をする必要がありますが、もともと日本語でなら会話が続けられる人は慣れの問題しかありません。

失敗はどれだけしても大丈夫なので、積極的に英会話のフリートークに取り組んで流暢に話せるようになりましょう。